先般の記事での「魂の8段階」のお話であるが、
前置きとして、これは決して人をジャッジしたり、上から目線で評価したりするようなものではない。
人生は偶然ではなく、自己探求や精神的な成長を目的としたものであるという、内面の導きに気付いている人たちが、今自分はどこを歩いているのか?という自己採点、セルフフィードバック、あるいは「道標」として使うべきものであるということだ。
また、自分自身を振り返り観ることで、初めて他者の立ち位置も理解できるのだ。そうすればあなたも他者を・・すなわち向こうから出現しているあなた自身の反映を・・・援けることが出来るのだ。
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第1段階 生存する
水分摂取、食事、排せつ、睡眠、生殖をやってみる。
・けが、病気で死ぬことを学ぶ。
・食べないと死ぬことを学ぶ。
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第2段階 勝手気ままに生きる
やりたいと思ったことを、とにかくやる
だます、盗む、殺す・・なども平気でやる。
・カルマの回収は全部死後。
・実は自分の利益でないことを学ぶ。
(カルマ:因果応報他者への行為が自分に返ること、それが転生後になること。)
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第3段階 集合意識(集団)に合わせる
・一般に「善」と言われることを検知し、まねる。
・他者にとって害になることに良心の呵責を感じる。
・周りの善悪判定に合わせる。
・善を追求する。比較的カルマが良くなる。
・権威を追求する。
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第4段階 権威を追求
・善だと言われることを一生懸命やる。
・自分が権威となることを望む。
・階級ピラミッドを、ひたすら追いかける。
・善悪の基準は集合意識。(他者の指示すること)
・周りからすごい人だと思われたい。
・他者より優れた人だと思われたい。闇落ちするとDS化。
・他者との比較。
・支配と被支配の関係。
・・・ここまでは子供の魂、行動が他者基準
人類様式の「密度」表現で言えば、自己中心、利己主義が基本の「第3密度」だ。あるいは3次元認識世界の住人。
魂の通過儀礼(4段階から5段階への移行期)
従ってきた権威が・・実は悪でしたという経験。
周りに合わせてしまうと、その周りが悪に染まっていてもわからない。
神(他者ではなく、自分の本質)との直接リンクが必要と悟る。
主流意識が・・肉体としての自分から、魂としての自分へ
魂にとって何が良いのか・・が基準に変化し始める。
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●通過儀礼(アセンション時期)の特徴
例えば子供から大人へ至る思春期、あなたも随分と悩んだことがあっただろう。
通過儀礼は、子供から大人への魂の成長移行期、第4段階から第5段階へのシフトである。人生は、言わば胸突き八丁、人によっては越すに越せない分道峠、ラクダの通れない小さい針の孔として現れる。
人類はそれを通るもの、通れない者にはっきりと分かれる。
進化する魂:生き通しの生命としてのステップアップなのだから、肉体生を如何によりよくより有利に生きるかという基準は外れることになる。
従って既存の古いシステムの崩壊も当然のこととして目に映る。
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あるいは、この「通過儀礼」に起きること等は、人によっては黙示録でいう艱難の時、あるいは魂の振るい分けられる分岐点、日月紳示での「大峠」といって良い。
第4段階は、権威に従う・追求する・のが主流ならば、
それは被支配と支配の関係でもあり、集団で行動する傾向の高い日本人に多いのも事実である。和をもって貴しとなす・・・日本人の集合意識は・・この通過儀礼前の「第4段階」であると言ってよい。
その他の欧米文明は、個々人バラバラで、物質的・個人主義的価値観が強く、実際のところは第3段階までが多い。
つまり、意識進化の文明度としては、日本人的意識が1段と進化しているのである。アセンションでは?・・日本人がカギを握っているという話を聞いたことがあるだろうか?あるいは宇宙からのメッセージ?などから、地上でもっとも進化しているのは日本人である・・などと聞いたことがあるだろうか?
しかしながら、その第4段階である日本人的集合意識も、次なるステージ・第5段階への分岐点にいるのである。今までの3(4)次元的意識レベルから5次元意識レベルへどれだけの人が移行・シフトできるか・・通過儀礼中・・・いわば試験段階にあるというわけだ。
この写真は・・もっとも高いレベルにある日本人の集合意識は3(4)次元認識から抜け出せるか?・試験中・・その象徴的な姿といえるだろうか。
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今この地球は大々的に、世界的・グローバルで「通過儀礼」第4段階から第5段階へのシフトが起きていて、多くの人々(魂)が挑戦中であるとのことだ。つまり集団アセンション・真っ最中ということだ。
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さて次の第5段階は・・すでに自分で峠を越えられた人たちと言えようか。
これからこの世界は、この5段階以降の人たちが主流となって住まう世界となるだろう。つまり新しい学び舎での経験学習へと移行することになる。
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そしてもうすでに少なからぬ人々が、5段階へと移行しているのである。
あなたもそうだろうか。
多分この文章をまともに見ている人はそういう人たちであるだろう。
なぜならば、このような殺伐として意味不明に忙しい時代に、このような魂に関するお話を聞くということは・・有難い・・ことと言わねばならないからだ。
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またこの地球上には少数派ながら、第6段階以降の人たちも存在しているのだ。真の聖者・覚者・賢者たち、真心で生活している人たちは少数ながら、昔から綿々と、この魂の学び舎の屋台骨を支えてきたのである。
魂の第5段階からは、おのれが創造主の分け御霊であると気付くため、転生のあり方を自分の意思で決められるようになる。
どんな人生を送るのかも本来は自己創造、自己責任であり、どんな転生をするか、どんな境涯を経験するかも、
当然ながら他者が審判して決めることではなく、自己責任と自由意思で尊重されることになるということだ。
変な話・・だが、分かりやすい表現で言えば、
成績が良ければ、志望校はここしかないということはなく、
かなりな範囲で自由に選定可能となるようなもの・・・。
(笹原チャンネルの動画から抜粋)
第5段階 真実を自分自身で把握
・心の中の神の部分に関心を向ける。
・他者よりも、自分自身の内なる基準に合わせる。
・神や霊から直接インスピレーション(正しい直感)を受けられる。
・周りのウソに勘づく。
・カルマの発動が、今生中になる。
・因果の法則がだんだんつかめる。
・自分自身の能力、やるべきことの追求。
・他者に愛を与えることに関心を持つ
・自由意思を発動し始める。
・自分の世界が自分の望む方向に動くことを、だんだん理解する。
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第6段階 自由意思の発動
・生まれながらに、他者への無償の愛を理解
・愛を与える⇒常識
・周りのウソは直感で認識(テレパシー)
・人間の善悪でなく、神の基準で行動する
・自由意思を意識的に発動、望む世界を創造する
・後世に残る実績を実現する
・カルマは数年で発動、因果法則をつかむ
・高次元世界の存在と、魂の永遠性を把握
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ちなみにあなたは、上記の魂の段階上で?どこに立っているだろうか?
あるいは、何をもってそんなことを言えるのか?
上から目線か?・・冗談じゃない・・と思う人もいるかもしれない。
そう・・・基準は・・公(おおやけ)でも、他者でも権威でもなく・・
確かに・・自分自身である。
もちろんそれは・・自分勝手な基準ではなく、内面に存在する魂の基準のことである。
本日も拙い記事をご覧いただき、誠に有難うございました。