おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の397ページ「第 2-6-6 図 売上高経常利益率の推移」をみましたが、今日は399ページ「第 2-6-7 図 一人当たり売上高平均値の推移」をみます。
下図から従業員一人当たり売上高平均値の推移を見ると、「稼げる企業(①)」は、最も低い水準で推移していることが分かります。
この結果について白書は、「自己資本比率の高い企業(③)」に着目すると、「その他の企業(④)」に次ぐ水準で推移していることが分かる。
ただし、経常利益率の推移と同様、2009年以降はやや減少傾向にある。
業種別に見ると、製造業では、「稼げる企業(①)」から「その他の企業(④)」の間であまり差がなく、2004年から2013年までの10年間においては、これらの企業間で同じような動きで推移している。
また、「自己資本比率の高い企業(③)」に着目すると、最も低い水準に位置する傾向にあることが分かる。
他方で、非製造業を見てみると、「稼げる企業(①)」と「その他の企業(④)」との間で、一人当たり売上高の差があることが見て取れ、「稼げる企業(①)」と「その他の企業(④)」の間には、約3,000万円/人の差があることも分かる。
「自己資本比率の高い企業(③)」は、全産業と同様、「その他の企業(④)」に次ぐ水準で推移しているが、2009年以降はやや減少傾向にあることが見て取れる、とあります。
一人当たり売上高が低い方が儲かる企業であるという点が興味深いですが、その理由が何となく分かるきがしますね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の397ページ「第 2-6-6 図 売上高経常利益率の推移」をみましたが、今日は399ページ「第 2-6-7 図 一人当たり売上高平均値の推移」をみます。
下図から従業員一人当たり売上高平均値の推移を見ると、「稼げる企業(①)」は、最も低い水準で推移していることが分かります。
この結果について白書は、「自己資本比率の高い企業(③)」に着目すると、「その他の企業(④)」に次ぐ水準で推移していることが分かる。
ただし、経常利益率の推移と同様、2009年以降はやや減少傾向にある。
業種別に見ると、製造業では、「稼げる企業(①)」から「その他の企業(④)」の間であまり差がなく、2004年から2013年までの10年間においては、これらの企業間で同じような動きで推移している。
また、「自己資本比率の高い企業(③)」に着目すると、最も低い水準に位置する傾向にあることが分かる。
他方で、非製造業を見てみると、「稼げる企業(①)」と「その他の企業(④)」との間で、一人当たり売上高の差があることが見て取れ、「稼げる企業(①)」と「その他の企業(④)」の間には、約3,000万円/人の差があることも分かる。
「自己資本比率の高い企業(③)」は、全産業と同様、「その他の企業(④)」に次ぐ水準で推移しているが、2009年以降はやや減少傾向にあることが見て取れる、とあります。
一人当たり売上高が低い方が儲かる企業であるという点が興味深いですが、その理由が何となく分かるきがしますね!