おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の127ページ「イノベーションの活動を促進するために取り組んでいること」をみましたが、今日は127ページ「「市場開拓を意識した情報収集・分析」の取組状況別に見た経常利益の傾向」をみます。
下図からイノベーションを促進するために取り組んでいることの中で、「常に新市場開拓を意識した情報収集・分析」に取り組んでいる企業とそうでない企業の経常利益の傾向を比較すると、情報収集や分析を実施している企業では47.4%の企業が増益傾向であるのに対し、実施していない企業では増益傾向の企業は35.2%となっていることが分かります。
この結果から白書は、イノベーション活動を行う企業の中でも市場開拓を意識した情報収集・分析を行うことが重要であることが分かる。
また、下請構造が変化する中で中小企業・小規模事業者はイノベーションや販路開拓の必要性が強まっているが、こうした市場のニーズや競合他社との差別化を意識した上でイノベーションに取り組んでいる中小企業・小規模事業者は生産性や収益力を向上させることに成功しているといえる、とあります。
私も常々、地域や小規模事業者に不足している経営資源は情報と感じています。よって、地域や小規模事業者に必要な情報をタイムリーに与えることが弊社の役割と感じています!
昨日は中小企業白書(2015年版)の127ページ「イノベーションの活動を促進するために取り組んでいること」をみましたが、今日は127ページ「「市場開拓を意識した情報収集・分析」の取組状況別に見た経常利益の傾向」をみます。
下図からイノベーションを促進するために取り組んでいることの中で、「常に新市場開拓を意識した情報収集・分析」に取り組んでいる企業とそうでない企業の経常利益の傾向を比較すると、情報収集や分析を実施している企業では47.4%の企業が増益傾向であるのに対し、実施していない企業では増益傾向の企業は35.2%となっていることが分かります。
この結果から白書は、イノベーション活動を行う企業の中でも市場開拓を意識した情報収集・分析を行うことが重要であることが分かる。
また、下請構造が変化する中で中小企業・小規模事業者はイノベーションや販路開拓の必要性が強まっているが、こうした市場のニーズや競合他社との差別化を意識した上でイノベーションに取り組んでいる中小企業・小規模事業者は生産性や収益力を向上させることに成功しているといえる、とあります。
私も常々、地域や小規模事業者に不足している経営資源は情報と感じています。よって、地域や小規模事業者に必要な情報をタイムリーに与えることが弊社の役割と感じています!