おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「現場力」をみましたが、今日は「「現場力」が主に発揮される工程」をみます。
この図は海外生産有無別で「現場力」が主に発揮される工程をアンケートしたものですが、これをみると海外展開していない企業は「製造・量産」や「品質管理」、「生産技術」で現場力を発揮していますが、海外展開している企業は「企画・マーケティング」や「研究開発」、「販売」など、今後付加価値が高まるとされる分野で「現場力」を発揮していることが分かります。
国内を中心に展開している中小製造業では、「企画・マーケティング」、「研究開発」、「販売」に求められる現場力は専ら経営者が担っており、自社の利益の源泉である「製造・量産」に対しては、いわゆる「ブルーカラー」に現場力を求めていることからこのような結果になると思います。
よって、今後はグローバル競争を念頭に置いて、「現場力」という強みを単に製造という場だけでなく、全社の様々な場面で発揮していくことが必要になると考えなくてはなりませんね。
昨日は「現場力」をみましたが、今日は「「現場力」が主に発揮される工程」をみます。
この図は海外生産有無別で「現場力」が主に発揮される工程をアンケートしたものですが、これをみると海外展開していない企業は「製造・量産」や「品質管理」、「生産技術」で現場力を発揮していますが、海外展開している企業は「企画・マーケティング」や「研究開発」、「販売」など、今後付加価値が高まるとされる分野で「現場力」を発揮していることが分かります。
国内を中心に展開している中小製造業では、「企画・マーケティング」、「研究開発」、「販売」に求められる現場力は専ら経営者が担っており、自社の利益の源泉である「製造・量産」に対しては、いわゆる「ブルーカラー」に現場力を求めていることからこのような結果になると思います。
よって、今後はグローバル競争を念頭に置いて、「現場力」という強みを単に製造という場だけでなく、全社の様々な場面で発揮していくことが必要になると考えなくてはなりませんね。