おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 122ページの「消費者嗜好の変化」をみましたが、今日は123ページの「世代別の消費パターンの違い」をみます。
消費支出の動向を見ると、景気低迷やデフレの影響から家計支出総額は緩やかに低下しており、2002年から12年までの10年間で約8%減少しています。
「自動車」の購入には上下の振れはあるものの低下トレンドで推移していますが、携帯電話関連、特に使用料が増加トレンドで推移しており、10年間で約38%増加していることが分かります。
これについてどのような財を購入しているかという消費パターンをみると、1961年から70年生まれと1946年から50年生まれには大きな違いが無いのですが、1984年から88年生まれとは傾向が異なっていることが分かります。
具体的には、1984年から88年生まれは「自動車、家電など」や「テレビ、パソコンなど」の比率が低い一方、「食品など」必需財の比率が高く、また、「音楽、ゲームなど」の比率が高くなっています。
1969年生まれの我々バブル世代はそれ以降の世代から誤解されることが多いのですが、このグラフを仔細に見ると、その理由が分かる気がします。
つまり、我々世代はウォークマンといった「ハード」を持つことに憧れましたが、我々以降の世代はそのコンテンツである「ソフト」そのものに興味がシフトしているということですね。納得です。
昨日は2013年度ものづくり白書 122ページの「消費者嗜好の変化」をみましたが、今日は123ページの「世代別の消費パターンの違い」をみます。
消費支出の動向を見ると、景気低迷やデフレの影響から家計支出総額は緩やかに低下しており、2002年から12年までの10年間で約8%減少しています。
「自動車」の購入には上下の振れはあるものの低下トレンドで推移していますが、携帯電話関連、特に使用料が増加トレンドで推移しており、10年間で約38%増加していることが分かります。
これについてどのような財を購入しているかという消費パターンをみると、1961年から70年生まれと1946年から50年生まれには大きな違いが無いのですが、1984年から88年生まれとは傾向が異なっていることが分かります。
具体的には、1984年から88年生まれは「自動車、家電など」や「テレビ、パソコンなど」の比率が低い一方、「食品など」必需財の比率が高く、また、「音楽、ゲームなど」の比率が高くなっています。
1969年生まれの我々バブル世代はそれ以降の世代から誤解されることが多いのですが、このグラフを仔細に見ると、その理由が分かる気がします。
つまり、我々世代はウォークマンといった「ハード」を持つことに憧れましたが、我々以降の世代はそのコンテンツである「ソフト」そのものに興味がシフトしているということですね。納得です。