中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

M&Aを行う経営者、受け入れる経営者

2015年04月08日 05時46分38秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書の 165ージ「図133–6  IT サービス(システムの設計・構築・運用)の支出状況」をみましたが、今日は169ージ「図133–8 我が国におけるM&A実績の推移」をみます。

下図により我が国「製造業」における M&A 実績の推移を見ると、90年代後半以降年々件数が増加してきたが、2008年のリーマンショックに伴い減少したものの、足下では再び増加基調に転じている。

また、金額ベースの実績では、大型案件の影響を受けるため振れが大きくなっており、直近の2013年では8.3兆円と前年から約3割減少していることが分かります。

これについて白書は、我が国の製造業は、国内需要の減少や新興国の経済発展、国際競争の激化、技術革新といった事業環境の大きな変化に直面している。

従来、我が国の企業は経営資源を抱え込む傾向があり、また人材育成や研究開発、生産などの面で「自前主義」を重んじる考えが強いとされてきた。

しかしながら、急激な事業環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するためには、外部の経営資源を活用して、人材や技術、製品、ブランド、更には事業ポートフォリオに至るまで機動的に組み替えることが求められている。

外部経営資源の活用方法の一つが事業再編である、とあります。

上図から確認できるように、M&Aの形態別の件数では「買収」が中心となっています。

恥ずかしながら、私はM&Aの経験がないので、どのような流れで「買収」まで、たどり着くことができるのか分かりませんが、自前主義から脱却し外部資源を活用しようとする経営者、そして「買収」を受け入れる経営者、両経営者の意思決定を非常に尊敬しますね!

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