中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

住民やボランティアを上手く取り込む!

2014年02月27日 06時40分16秒 | 平成24年度森林・林業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成24年度森林・林業白書」13ページ「森林所有者の把握」をみましたが、今日は15ページ「「森林経営計画制度」をみます。

平成23年4月の「森林法」の改正により、面的なまとまりのある森林において、森林の経営を自ら行う意欲のある森林所有者又は森林の経営の委託を受けた者が、継続的に森林の施業・保護を実施できるようにするため、「森林経営計画制度」が創設され、平成24年4月から導入されています。

同計画は、森林経営の長期方針や伐採・造林、路網の整備等の計画を示すこととされており、単独あるいは共同で同計画の認定を受けた者は、税制上の特例措置や融資条件の優遇、各種補助金等の支援等を受けることができるとあります。

白書は、我が国の森林の保有形態の特徴として、保有山林面積の小さい森林所有者が多数を占める構造となっており、このような中、効率的な施業を実施して低コスト化を図り、林業の生産性を向上させるためには、複数の所有者の森林を面的に取りまとめた上で、路網作設や間伐等の森林施業を一括して実施する「施業の集約化」を進める必要がある、としています。

上図の写真のように、住民やボランティアを上手に取り込むことが計画を画餅にさせない重要なポイントと言えますね!
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