おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の445ページ「第 2-6-34 図 企業分類別に見た中長期事業計画への投資行動の反映有無による経常利益率の違い」をみましたが、今日は446ページ「第 2-6-35 図 中長期事業計画を策定する理由」をみます。
下図から中長期事業計画を作成する理由を見ると、「従業員と共有し成長への動機づけが行えるため」が70.8%で、最も高い回答割合となっていることが分かります。
この結果について白書は、計画的な経営が課題であることは上述したとおりであるが、この回答結果からも、経営者が全社一体となることが自社の成長につながるという意識を持っていることは、計画的な経営を実践していく上で重要なことだといえる。
また、「実績値と計画値を比較し、自社の課題を明らかにできるため」や「事業の見直し、組織体制の構築に役立つため」といった項目への回答割合が高いことから、収益力が高い企業ほど、計画的な経営を心掛けようとしている、とあります。
私の場合は、経営者が直面している悩みや課題を聞き、それを経営者とともに整理しながら気づきを与えることが任務と考えています。よって、基本的に、その企業の従業員と接することはあまりないので、動機付けは経営者に任せています。
昨日は中小企業白書(2016年版)の445ページ「第 2-6-34 図 企業分類別に見た中長期事業計画への投資行動の反映有無による経常利益率の違い」をみましたが、今日は446ページ「第 2-6-35 図 中長期事業計画を策定する理由」をみます。
下図から中長期事業計画を作成する理由を見ると、「従業員と共有し成長への動機づけが行えるため」が70.8%で、最も高い回答割合となっていることが分かります。
この結果について白書は、計画的な経営が課題であることは上述したとおりであるが、この回答結果からも、経営者が全社一体となることが自社の成長につながるという意識を持っていることは、計画的な経営を実践していく上で重要なことだといえる。
また、「実績値と計画値を比較し、自社の課題を明らかにできるため」や「事業の見直し、組織体制の構築に役立つため」といった項目への回答割合が高いことから、収益力が高い企業ほど、計画的な経営を心掛けようとしている、とあります。
私の場合は、経営者が直面している悩みや課題を聞き、それを経営者とともに整理しながら気づきを与えることが任務と考えています。よって、基本的に、その企業の従業員と接することはあまりないので、動機付けは経営者に任せています。