おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 5ページの「我が国の輸出の伸びと地域別寄与度の推移」でしたが、今日は6ページの「為替レートの推移」をみます。
為替レートの動きをみると、2012年2月から3月までは対ドル、対ユーロ共に円安基調が続いたものの、4月以降は対ドル、対ユーロ共に再び円高基調に転じ、同年7月には、対ユーロで94.5円、同年9月には、対ドルで77.7円まで円高方向に推移したことが分かります。
2012年10月頃までは円高基調が続いたが、11月中旬以降は、対ドル、対ユーロ共に大幅な円高修正が進み、2013年2月には、対ドルで94.0円、対ユーロで127.4円まで円安方向に推移しています。
いよいよ昨日、2009年4月14日以来、約4年1カ月ぶりに1ドルが100円台突入となりました。
これまで円高が我が国輸出産業の競争力を低下させるだけでなく、輸出を行っていない国内企業においても輸出企業を通じたコスト引下げ圧力の高まり等により収益環境が悪化していました。
中小企業が為替の恩恵により収益が良化するには今しばらく時間を要すると思いますが、遠くない先ですので、ここは辛抱ですね!
昨日は2012年度中小企業白書 5ページの「我が国の輸出の伸びと地域別寄与度の推移」でしたが、今日は6ページの「為替レートの推移」をみます。
為替レートの動きをみると、2012年2月から3月までは対ドル、対ユーロ共に円安基調が続いたものの、4月以降は対ドル、対ユーロ共に再び円高基調に転じ、同年7月には、対ユーロで94.5円、同年9月には、対ドルで77.7円まで円高方向に推移したことが分かります。
2012年10月頃までは円高基調が続いたが、11月中旬以降は、対ドル、対ユーロ共に大幅な円高修正が進み、2013年2月には、対ドルで94.0円、対ユーロで127.4円まで円安方向に推移しています。
いよいよ昨日、2009年4月14日以来、約4年1カ月ぶりに1ドルが100円台突入となりました。
これまで円高が我が国輸出産業の競争力を低下させるだけでなく、輸出を行っていない国内企業においても輸出企業を通じたコスト引下げ圧力の高まり等により収益環境が悪化していました。
中小企業が為替の恩恵により収益が良化するには今しばらく時間を要すると思いますが、遠くない先ですので、ここは辛抱ですね!