zおはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の39ページ「第1-2-17図 休廃業・解散企業の経営者年齢(黒字企業・高収益企業)」をみましたが、今日は41ページ「第1-2-19図 高収益廃業企業の業種内訳(小分類上位5業種)」をみます。
これまでを踏まえ白書は、下図について以下の通りまとめています。
高収益廃業企業の特徴として、従業者規模が小さい企業の割合が高く、個人事業者の割合が比較的高く、その他の業種、サービス業他の企業の割合が比較的高いということが分かった。
こうした企業の業種分類を詳細に確認していくため、高収益廃業企業のうち、サービス業とその他の業種について、業種小分類内で企業数の多い業種から順に並べると、サービス業では、土木建築サービス業が最も多く、その他の業種では、金融商品取引業が最も多い。
廃業の理由については不明であるが、上位に位置している土木建築サービス業、経営コンサルタント,純粋持株会社、一般診療所、金融商品取引業、建物売買業,土地売買業等の業種は、経営者や従業員が特定の資格や技能を取得する必要のある事業に該当する場合も多く、事業の特徴として、事業の承継が困難であった可能性がある。
また、上記に加え、廃業企業の中には、大企業の子会社の再編等による解散によるものも含まれている可能性がある。
こうした場合を除き、ある程度の利益率と従業員規模がありながら廃業した中小企業の中には、経営者の高齢化や後継者が不在であることにより、廃業を選択した可能性があると考えられる、とあります。
廃業の理由については不明であるが、経営者の高齢化や後継者が不在であることにより、廃業を選択した可能性がある。その企業毎に状況が異なることが事業承継が円滑に進まない理由なということでしょうね!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の39ページ「第1-2-17図 休廃業・解散企業の経営者年齢(黒字企業・高収益企業)」をみましたが、今日は41ページ「第1-2-19図 高収益廃業企業の業種内訳(小分類上位5業種)」をみます。
これまでを踏まえ白書は、下図について以下の通りまとめています。
高収益廃業企業の特徴として、従業者規模が小さい企業の割合が高く、個人事業者の割合が比較的高く、その他の業種、サービス業他の企業の割合が比較的高いということが分かった。
こうした企業の業種分類を詳細に確認していくため、高収益廃業企業のうち、サービス業とその他の業種について、業種小分類内で企業数の多い業種から順に並べると、サービス業では、土木建築サービス業が最も多く、その他の業種では、金融商品取引業が最も多い。
廃業の理由については不明であるが、上位に位置している土木建築サービス業、経営コンサルタント,純粋持株会社、一般診療所、金融商品取引業、建物売買業,土地売買業等の業種は、経営者や従業員が特定の資格や技能を取得する必要のある事業に該当する場合も多く、事業の特徴として、事業の承継が困難であった可能性がある。
また、上記に加え、廃業企業の中には、大企業の子会社の再編等による解散によるものも含まれている可能性がある。
こうした場合を除き、ある程度の利益率と従業員規模がありながら廃業した中小企業の中には、経営者の高齢化や後継者が不在であることにより、廃業を選択した可能性があると考えられる、とあります。
廃業の理由については不明であるが、経営者の高齢化や後継者が不在であることにより、廃業を選択した可能性がある。その企業毎に状況が異なることが事業承継が円滑に進まない理由なということでしょうね!!