おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「2014年版ものづくり白書」の 111ページ「図131–6 3Dプリンタ活用に向けた課題」をみましたが、今日は114ページ「図131–7 モジュール化の進展に対する認識」をみます。
下図からモジュール化の進展に対する認識を見ると、「進展していると感じる」、「進展しているとは感じない」、「分からない」がそれぞれ三分の一ずつであることが分かります。
モジュール化の背景について白書は、自動車産業においては、車種の多様化、低コスト化、環境性能・安全・安心・快適性の向上等の自動車の高機能化への対応が求められる中で、経営資源を有効に活用し、より効率的な車作りを行う方法として、設計等の段階から製品の大きさ・タイプを超えて、いくつかの部品的機能のかたまり(モジュール)を標準化・共用化し、そのモジュールを複数の製品で活用するという方法(モジュール化)が進展している、とあります。
そもそもはフォルクスワーゲン(VW社)の取組が有名ですが、VW社では自動車構成部品の70%以上を車種によって交換可能なモジュールとして設計し、それらのモジュールを「Volkswagen」だけではなく「Audi」などVW社が保有する世界11ブランドの車種で共用しています。
要するに自動車部品メーカーはこれまでのように多品種発注が期待されないことから、このモジュール化に対応する新たなものづくりを行わないと収益が確保できない、ということです!
昨日は「2014年版ものづくり白書」の 111ページ「図131–6 3Dプリンタ活用に向けた課題」をみましたが、今日は114ページ「図131–7 モジュール化の進展に対する認識」をみます。
下図からモジュール化の進展に対する認識を見ると、「進展していると感じる」、「進展しているとは感じない」、「分からない」がそれぞれ三分の一ずつであることが分かります。
モジュール化の背景について白書は、自動車産業においては、車種の多様化、低コスト化、環境性能・安全・安心・快適性の向上等の自動車の高機能化への対応が求められる中で、経営資源を有効に活用し、より効率的な車作りを行う方法として、設計等の段階から製品の大きさ・タイプを超えて、いくつかの部品的機能のかたまり(モジュール)を標準化・共用化し、そのモジュールを複数の製品で活用するという方法(モジュール化)が進展している、とあります。
そもそもはフォルクスワーゲン(VW社)の取組が有名ですが、VW社では自動車構成部品の70%以上を車種によって交換可能なモジュールとして設計し、それらのモジュールを「Volkswagen」だけではなく「Audi」などVW社が保有する世界11ブランドの車種で共用しています。
要するに自動車部品メーカーはこれまでのように多品種発注が期待されないことから、このモジュール化に対応する新たなものづくりを行わないと収益が確保できない、ということです!