おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の66ページ「保有する事業用資産の価値」をみましたが、今日は67ページ「資金調達の方法」をみます。
下図から、資金調達の方法を見ると「運転資金」、「設備資金」ともに「銀行借り入れ」が最も多かったが、「新商品開発/新事業展開に関する資金調達」では、「資金調達は不要」と回答している者が約5割を占めていることが分かります。
これについて白書は、その要因については明確ではないが、日頃、本業の事業活動にはしっかり取り組んではいるものの、日々の本業に軸足を置くあまり、そもそも「新商品開発や新事業展開」にまで取り組む事ができていないことが可能性の一つとして考えられる、とあります。
私は軸足ではなく、「新商品開発や新事業展開」が回収できる見込みがあるならば「銀行借り入れ」するが、その見通しが弱い場合には自己資金の範囲内で行うという経営者のリスク回避の姿勢が見て取れるように感じます。いかがでしょうか?
昨日は小規模企業白書(2015年版)の66ページ「保有する事業用資産の価値」をみましたが、今日は67ページ「資金調達の方法」をみます。
下図から、資金調達の方法を見ると「運転資金」、「設備資金」ともに「銀行借り入れ」が最も多かったが、「新商品開発/新事業展開に関する資金調達」では、「資金調達は不要」と回答している者が約5割を占めていることが分かります。
これについて白書は、その要因については明確ではないが、日頃、本業の事業活動にはしっかり取り組んではいるものの、日々の本業に軸足を置くあまり、そもそも「新商品開発や新事業展開」にまで取り組む事ができていないことが可能性の一つとして考えられる、とあります。
私は軸足ではなく、「新商品開発や新事業展開」が回収できる見込みがあるならば「銀行借り入れ」するが、その見通しが弱い場合には自己資金の範囲内で行うという経営者のリスク回避の姿勢が見て取れるように感じます。いかがでしょうか?