中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

ドイツを目指し、継続的に育成、支援していく!

2014年11月28日 05時22分14秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書60ページ「図 121-25 最近の電気料金値上げによる企業活動への影響」を見ましたが、今日は64ページ「図 122-1 各国のグローバルメジャー企業数と輸出総額」をみます。

下図により、各国のグローバルメジャー企業数と輸出総額を見ると、同じ規模の輸出総額であるドイツと米国を比較すると、米国が数多くのグローバルメジャー企業(大企業)による輸出で稼ぐ一方で、ドイツは数多くの非大企業が輸出に寄与している可能性があることが分かります。

続けて、下図により、中小・中堅企業の輸出寄与度を見ると、主要先進国と比較して、ドイツは輸出依存度が高く、製造業が稼いだ貿易収支黒字が経常収支の黒字を大きく押し上げるという経済構造であることが分かります。

白書はこの状況について、我が国のものづくり産業は、輸送機械、電機機械、一般機械のいわゆる「輸出三本柱」を中心に輸出を支える国内生産基盤の維持・強化に取り組むことが求められている。

こうした基盤整備に加え、セットメーカー、大企業のみによらず裾野広く輸出で稼いでいくことが必要であり、製造業の輸出により経常収支黒字の拡大を図る上で、我が国の新たな輸出の担い手となり得る企業を、継続的に育成、支援していくことが重要である、としています。

島国と陸続きという立地特性を踏まえれば、単純な比較はできないと思いますが、日本と同様に英語が母国語でないドイツの中小企業が積極的に海外展開していることは事実のようですので、学ぶべきコトがあるように感じますね。

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