おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の117ページ「売上高経常利益率のばらつきの変化」をみましたが、今日は123ページ「イノベーションの類型別に見たイノベーション活動の状況」をみます。
下図から中小企業・小規檎事業者のイノベーションについて、プロダクト・イノベーション、プロセス・イノベーションごとに活動した企業の割合をみると、プロダクト・イノベーションの内訳では、「既存のものを大幅に改善した取組」が最も多く、次いで「他社に先駆けた取組」、「他社では扱っているが自社にとっては新しい取組」の順となっていることが分かります。
また、既存商品・既存サービスの大幅な改善に取り組む割合が最も多くなっているが、新商品開発・新サービス導入については、自社にとって新しいものにとどまらず、市場にとっても新しいものまでを求める者の方が多いことも読み取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5e/dc1650ac86fd8b40683aee5ca4b71837.png)
この結果について白書は、これは人ロ滅少や少子高齢化などの社会構造の変化によって、市場の縮小や市場ニーズの変化が生じていることから、新しいものを市場に投入していかなけれぱならない我が国の市場の動向が表れている。
「他社に先駆けた取組」と「他社では扱っているが自社にとっては新しい取組」を比較すると、プロダクト・イノベーションにおける差は7.8%だが、プロセス・イノベーションにおける差は|。2%であり、プロセス・イノベーションでは、他社の手法を自社に導入する企業が相対的に多いことが分かる、とあります。
何か新しい取組を考えることが経営者の役割と考えると、他社に先駆けた取組を企画し実施することはなかなか難しいので、まずは他社の取組の中から自社でもできそうなことを探し、それを積極的に取り入れる、こういうことからはじめていきたいものですね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の117ページ「売上高経常利益率のばらつきの変化」をみましたが、今日は123ページ「イノベーションの類型別に見たイノベーション活動の状況」をみます。
下図から中小企業・小規檎事業者のイノベーションについて、プロダクト・イノベーション、プロセス・イノベーションごとに活動した企業の割合をみると、プロダクト・イノベーションの内訳では、「既存のものを大幅に改善した取組」が最も多く、次いで「他社に先駆けた取組」、「他社では扱っているが自社にとっては新しい取組」の順となっていることが分かります。
また、既存商品・既存サービスの大幅な改善に取り組む割合が最も多くなっているが、新商品開発・新サービス導入については、自社にとって新しいものにとどまらず、市場にとっても新しいものまでを求める者の方が多いことも読み取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5e/dc1650ac86fd8b40683aee5ca4b71837.png)
この結果について白書は、これは人ロ滅少や少子高齢化などの社会構造の変化によって、市場の縮小や市場ニーズの変化が生じていることから、新しいものを市場に投入していかなけれぱならない我が国の市場の動向が表れている。
「他社に先駆けた取組」と「他社では扱っているが自社にとっては新しい取組」を比較すると、プロダクト・イノベーションにおける差は7.8%だが、プロセス・イノベーションにおける差は|。2%であり、プロセス・イノベーションでは、他社の手法を自社に導入する企業が相対的に多いことが分かる、とあります。
何か新しい取組を考えることが経営者の役割と考えると、他社に先駆けた取組を企画し実施することはなかなか難しいので、まずは他社の取組の中から自社でもできそうなことを探し、それを積極的に取り入れる、こういうことからはじめていきたいものですね!