おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の81ページ「図 122-38 重視している資金配分先」を見ましたが、今日は81ページ「図 122-39 今後利用したい資金調達方法」をみます。
下右図により今後利用したい資金調達方法を見ると、「銀行からの通常融資」が46.9%と最も多く、次いで剰余金(自己資金)の取崩しが32.7%となっていることが分かります。
次に、下左図により資金調達に関する課題を見ると、「銀行融資への依存が大きく、財務体質が悪化しやすい」との回答が26.2%と最も多く、さらに、「投資額が大きくなりがちであり、リスクが過大となる」が20.2%、「資金調達方法の選択肢が少ない」が15.5%となっていることが分かります。
白書はこの結果について、GNT企業の多くは、研究開発や国内での設備投資、海外でのマーケティング活動に資金を投入したいと考えているが、投資額の大きさによるリスクや銀行融資への依存による財務体質の悪化を懸念していると考えられる、としています。
資金調達の種類の中に、メザニンファイナンスという言葉があります。意味を調べると、株式等による資金調達をエクイティファイナンス、社債によるそれをデッドエクイティファイナンスの中間に位置する劣後債、劣後ローンなどを指すようです。
こういう新しい言葉を含め、その具体的な活用方法まで実務的に学ぶことができる研修があれば、より活躍の場が広がる・・・と考えるのは、甘えている証拠なのですかね。
昨日は2014年版ものづくり白書の81ページ「図 122-38 重視している資金配分先」を見ましたが、今日は81ページ「図 122-39 今後利用したい資金調達方法」をみます。
下右図により今後利用したい資金調達方法を見ると、「銀行からの通常融資」が46.9%と最も多く、次いで剰余金(自己資金)の取崩しが32.7%となっていることが分かります。
次に、下左図により資金調達に関する課題を見ると、「銀行融資への依存が大きく、財務体質が悪化しやすい」との回答が26.2%と最も多く、さらに、「投資額が大きくなりがちであり、リスクが過大となる」が20.2%、「資金調達方法の選択肢が少ない」が15.5%となっていることが分かります。
白書はこの結果について、GNT企業の多くは、研究開発や国内での設備投資、海外でのマーケティング活動に資金を投入したいと考えているが、投資額の大きさによるリスクや銀行融資への依存による財務体質の悪化を懸念していると考えられる、としています。
資金調達の種類の中に、メザニンファイナンスという言葉があります。意味を調べると、株式等による資金調達をエクイティファイナンス、社債によるそれをデッドエクイティファイナンスの中間に位置する劣後債、劣後ローンなどを指すようです。
こういう新しい言葉を含め、その具体的な活用方法まで実務的に学ぶことができる研修があれば、より活躍の場が広がる・・・と考えるのは、甘えている証拠なのですかね。