Ｍ＆Ａに対する中小企業の認識

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士の長岡力（ながおかつとむ）です。

昨日は「海外企業との連携」をみましたが、今日は「M＆ Aに対する認識」をみます。

Ｍ＆Ａという言葉をよく耳にしますが、M＆Aに対してどのような認識を持っているかと言えば、「重視している」と回答する大企業は3割弱に対して、中小企業は9％でしかありません。

上図をみると、M＆Aを重視する理由は「販路開拓」や「新規事業への展開」といった事業拡大を目的とするものの他、従来よりもM＆Aを重視している企業の中には、「円高の活用」や東日本大震災・タイの洪水等を契機とした「リスク分散」を挙げていることが分かります。

相手先企業をM&Aするには巨額なマネーが必要というイメージが強いことから、いくら円高という環境下であり、関心はあったとしても行動に移せる中小企業はごく限られた企業だと思いますね。

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