中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

地域産業の取り組みの方向性

2011年10月29日 06時14分32秒 | 2011観光白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

平成23年版観光白書の第3章は「観光にかかわる地域産業の構造」として、北海道富良野市、三重県志摩市、長野県飯田市の3市を様々な項目から比較しています。

3市を面積、人口、事業所、従業者数で比較した後に、それぞれの市の発展の経緯と観光の特性、訪問者意識・住民意識等を分析しています。

記載内容を要約すると・・・

富良野市
→スキー場を核とした観光振興で全国的な観光地であり、観光に対する意識が産官だけでなく住民においても高い。今後も地域住民の参画を素に観光振興を続けていくことが望ましい。

志摩市
→志摩市の「食べ物・食文化」の仕入の半分弱が県外からの仕入となっていることから、志摩市を訪問しても日常食を食している可能性があることから、地産地消を進めることが望ましい。

飯田市
→地域産業として観光業の割合が低いことから観光に従事していることに満足する従業員の割合が高い。県内・市内からの仕入・外注割合が高いことから、住民意識・訪問者意識で必要とされているお土産をつくってはどうか。

要するに、観光により地域産業が活性化するには、訪問者と住民の両者に調査を行い、そのギャップを把握し、観光施策を立案し、リソース(資源)を配分することが重要と言うことです。


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