おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の20ページ「効率的な加工・流通体制の整備」をみましたが、今日は23ページ「国有林野の概況」をみます。
国有林野は、我が国の国土面積(3,779万ha)の約2割、森林面積(2,510万ha)の約3割に相当する758万haの面積を有しています。
上図にあるように、国有林野の土地面積に占める割合は、北海道・東北森林管理局管内では3割以上であるのに対して、近畿中国森林管理局管内では1割未満となっています。
この理由として白書は、国有林野は、明治初期の「版籍奉還(はんせきほうかん)」により旧藩有林が、「社寺上知令(しゃじじょうちれい)」により旧社寺林が、「官民有区分」により村持入会林の一部が官有地に編入されることによって成立したとあります。
地域の歴史的経緯によって国有林野の生い立ちが異なるということですね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の20ページ「効率的な加工・流通体制の整備」をみましたが、今日は23ページ「国有林野の概況」をみます。
国有林野は、我が国の国土面積(3,779万ha)の約2割、森林面積(2,510万ha)の約3割に相当する758万haの面積を有しています。
上図にあるように、国有林野の土地面積に占める割合は、北海道・東北森林管理局管内では3割以上であるのに対して、近畿中国森林管理局管内では1割未満となっています。
この理由として白書は、国有林野は、明治初期の「版籍奉還(はんせきほうかん)」により旧藩有林が、「社寺上知令(しゃじじょうちれい)」により旧社寺林が、「官民有区分」により村持入会林の一部が官有地に編入されることによって成立したとあります。
地域の歴史的経緯によって国有林野の生い立ちが異なるということですね。