中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

成長に必要な人材をいかに確保するか?

2017年09月06日 04時45分27秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」244ページ「第2-1-88図 持続成長型企業が融資を受ける際に利用した担保・保証等の条件」をみましたが、今日は245ページ「第2-1-90図 持続成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみます。

下図から持続成長型の企業が必要としている社内人材を成長段階別に見ると、創業期については、「経営者を補佐する右腕人材」が最も高くなっており、次いで「営業・販売ができる人材」、「財務・会計に長けた人材」の順になっていることが分かります。

白書は、成長段階が進むにつれて、いずれの人材についても必要とする割合が増加しており、特に「後継者候補となる人材」については、安定・拡大期において最も割合が高くなっていることが分かる、とあります。

次に、持続成長型の企業が、各成長段階で取り組んだ人材確保の方法について見ると、創業期は「家族・親族、友人・知人の採用」の割合が最も高く、次いで「前職等関係者の採用」の順になっていることが分かります。

白書は、成長段階が進むにつれて、「家族・親族、友人・知人の採用」、「前職等関係者の採用」の割合は低下している一方で、「ハローワークその他の公的支援機関の活用」、「インターネットや求人誌の活用」をはじめとしたそのほかの取組については、成長段階が進むにつれて回答割合が上がっていることが分かる、とあります。

必要な人材とそのような人材をいかに確保するか。まさに中小企業経営者にとって人材は重要な業務ということが感じ取れますね!

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