中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

新たな技術はいかにして習得する??

2015年04月24日 04時35分51秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書198ージ「図 212-3 新事業展開を行った(検討している)理由」をみましたが、今日は198ージ「図 212-5 新たな技術の吸収・融合の仕方」をみます。

下図により新事業展開企業の大きな技術変化における新たな技術の吸収・融合の仕方をみると、「社内勉強会における学習」、「産学連携、研究機関との交流」が多いが、他にも「取引先からの技術指導」、「親会社・関連会社からの技術指導」、「新たな人材の採用」、「外部研修機関への従業員の派遣」等様々な取組を組み合わせて吸収・融合していることが分かります。

次に、新事業展開企業が考える新事業展開を行う際に技能系正社員に必要な研修としては、「複数の技術・技能に関する幅広い知識を習得するための研修」、「新たな技術に対応できる専門知識を習得するための研修」、「新製品の加工に必要な技能を習得するための研修」、「新たに導入する製造設備の操作に関する研修」が多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、新事業展開を行う際に実際に行った研修もこれらの必要な研修として挙げられている研修が多いが、必要だと思っている割合よりも実際に行った割合が低くなっている。

母数には、新事業の展開を検討中の企業の見通しも含まれるため、見通しの段階に比べ、実際の新事業の展開に際し研修を行う企業が出てくる可能性はあるものの、必要だと思っていても実際には実施できない研修が多くなっていることがうかがえる、とあります。

では、新事業展開に当たっての課題にはどのようなことがあるのでしょうか。明日、みていきます!

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