おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「小規模企業白書」の84ページ「第 1-3-15図 前職の従業者規模別前職の離職理由の割合」をみましたが、今日は86ページ「第 1-3-16図 規模別給与額の推移」をみます。
下図について白書は、中小企業においては、離職理由として「収入が少ない」ことを挙げる割合が高いが、実際の賃金の水準について、従業者規模別の給与額の推移を見ると、大企業と中小企業の正社員の賃金は、ここ20年間、中小企業が27.5~29.8万円、大企業が33.8~38.4万円程度で推移しており、賃金格差が解消されないままであることが分かる、とあります。
次に、従業者規模別の賃上げ率を見ると、100~299人の従業者規模の企業の賃上げ率は、おおむね他の従業者規模よりも低い水準で推移していることが分かります。
白書は、ただし、100~299人の従業者規模の企業の賃上げ率は着実な上昇傾向にあり、近年では他の従業者規模の企業との差が縮小しつつある、とあります。
差が解消しつつあるとはいえ、毎月数万円もの差があるとなると、給料よりも仕事とも言ってられないですよね。。。!!
昨日は2017年版「小規模企業白書」の84ページ「第 1-3-15図 前職の従業者規模別前職の離職理由の割合」をみましたが、今日は86ページ「第 1-3-16図 規模別給与額の推移」をみます。
下図について白書は、中小企業においては、離職理由として「収入が少ない」ことを挙げる割合が高いが、実際の賃金の水準について、従業者規模別の給与額の推移を見ると、大企業と中小企業の正社員の賃金は、ここ20年間、中小企業が27.5~29.8万円、大企業が33.8~38.4万円程度で推移しており、賃金格差が解消されないままであることが分かる、とあります。
次に、従業者規模別の賃上げ率を見ると、100~299人の従業者規模の企業の賃上げ率は、おおむね他の従業者規模よりも低い水準で推移していることが分かります。
白書は、ただし、100~299人の従業者規模の企業の賃上げ率は着実な上昇傾向にあり、近年では他の従業者規模の企業との差が縮小しつつある、とあります。
差が解消しつつあるとはいえ、毎月数万円もの差があるとなると、給料よりも仕事とも言ってられないですよね。。。!!