おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「国内への利益還流方針」をみましたが、今日は「利益還流が困難な国」をみます。
この図は中国からの利益還流が難しい理由について集計したものですが、これをみると、「進出国での送金規制があるため」が最も多く、次いで、「回収のための事務手続きが煩雑・分かりにくいため」、「進出国でのロイヤリティ料率規制があるため」、「国際的な二重課税の問題があるため」とあります。
日本に利益を還流する際に実際にどのくらい規制されるのか具体的な数字は分かりませんが、これまでこのような中国の見えない落とし穴に落ちた中小企業では、ともに進出した日本の大企業が助け船を出してくれたという話をしばしば聞きます。
しかし、現状のような日中関係と両国の経済状況を踏まえると、通関検査の強化や税関での足止め等の理不尽な行為がエスカレートする可能性が高くなっていることに、より留意しなくてはならないのかもしれませんね。
昨日は「国内への利益還流方針」をみましたが、今日は「利益還流が困難な国」をみます。
この図は中国からの利益還流が難しい理由について集計したものですが、これをみると、「進出国での送金規制があるため」が最も多く、次いで、「回収のための事務手続きが煩雑・分かりにくいため」、「進出国でのロイヤリティ料率規制があるため」、「国際的な二重課税の問題があるため」とあります。
日本に利益を還流する際に実際にどのくらい規制されるのか具体的な数字は分かりませんが、これまでこのような中国の見えない落とし穴に落ちた中小企業では、ともに進出した日本の大企業が助け船を出してくれたという話をしばしば聞きます。
しかし、現状のような日中関係と両国の経済状況を踏まえると、通関検査の強化や税関での足止め等の理不尽な行為がエスカレートする可能性が高くなっていることに、より留意しなくてはならないのかもしれませんね。