中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

50歳を過ぎて新技術で悩んだら・・・

2017年11月21日 05時00分57秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」439ページ「第2-3-39図 業種別に見た、新技術の活用状況」をみましたが、今日は440ページ「第2-3-40図 経営者年代別に見た、新技術の活用状況」をみます。

下図から経営者年代別に新技術の活用状況について見ると、総じて、50 歳未満の経営者の方が活用している割合が高いことが分かります。

白書は、50 歳未満について見てみると、「従業員の稼働状態・動線を「見える化」し、業務プロセスを改善」が 11.5%、「顧客・取引先のニーズの把握」及び「受注、生産、在庫状況等を統一的に把握・管理」が 11.4%となっている。

50 歳以上においては、「顧客・取引先のニーズの把握」が 6.8%、「製品・サービスの稼働状況、顧客・取引先ニーズを把握し新製品・サービスを開発」が 6.5%、「従業員の稼働状態・動線を「見える化」し、業務プロセスを改善」及び「受注、生産、在庫状況等を統一的に把握・管理」が 6.2%となっている、とあります。

次に、外部リソースの活用状況別に、新技術の活用状況を見ると、外部リソースを活用している者の方が、総じて、新技術の活用割合が高いことが分かります。

白書は、新技術の活用の際、自社の経営資源が限られる場合でも、外部リソースの活用により経営資源の制約を克服し、積極的に活用するという側面が示唆される、とあります。

新技術を用いて自社で何ができるのか?50歳を過ぎてこのように新技術の活用で悩んだら外部の専門家に相談せよ!ということですね。

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