中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

デザイン産業の展望と課題

2012年02月24日 07時42分16秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日に引き続き、今日も付論の「主要製造業の課題と展望」にある288ページの「デザイン産業」を見てみます。

デザイン産業の市場規模は、約2兆2,000億円と推計され、我が国には約16万5,000人のデザイナーがいます。

その内訳は、企業に所属する「インハウス」デザイナーが約10万人、デザイン事業所などに所属して個別に活動を行う「フリーランス」デザイナーが約6万5,000人いるとのことです。

下の図の通り、デザイン事業所は小規模なものが多く、10人未満の事業所が全体の9割を占めています。

強みとしては、海外の有名な自動車や高級家具などのデザインを我が国出身のデザイナーが行う例やデザインに人材や資金を投入し成功している企業も数多く見られます。

その一方、デザイン部門の企業内での位置付けが相対的に低く、経営者自らがデザインの重要性を認識し、取組を進めることがデザインの領域が拡大していく中で強く求められているとあります。

中国ではデザインを「新資源」と位置づけ、デザインの教育機関を増設することを国家戦略としているようです。

稼げるデザイナーを育成することが我が国でも求められているということでしょう。
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