中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

地域別外国高度人材比率をみる!

2013年03月28日 05時02分43秒 | 地域の経済2012を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日「地域の経済2012」 「第3章 集積のメリットを活かした地域づくり」の145ページ「IT人材比率」をみましたが、今日は145ページ「外国高度人材比率」をみます。

外国高度人材比率とは、外国人登録者総数に占める、就労が可能な在留資格のうち、教授、芸術、宗教、報道、投資・経営、法律・会計業務、医療、研究、教育、技術、人文知識・国際業務、企業内転勤、技能を有する外国人数の比率を示したもので、法務省「在留外国人統計」及び「登録外国人統計」より作成されるものです。

これをみると、外国高度人材比率はすべての地域ブロックで、1995年から2010年にかけて上昇しており、特に南関東と沖縄で上昇幅が大きくなっています。

政令市でない県を仔細にみると、山梨県、宮崎県等で比較的高くなっていますが、これは宝石加工業、観光業等に従事する外国高度人材の居住によるとのことです。

また徳島県は、市内に化学系の大手企業の工場が複数立地しているほか、徳島県が2005年より推進しているLEDバレイ構想の効果とのことです。

地域を活性化するのは”ヨソ者・若者”といいますが、このような人材を集めるには、山梨県や宮崎県のように魅力ある地域資源で促しながら、徳島県のように産業を集積させることで地域内での転職や失業した場合の再就職先という雇用環境を形成することの重要性も感じますね。

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