おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の28ページ「第 1-2-3 図② 小規模企業純開廃業数(開業数-廃業数)業種内訳(2012 年→ 2014 年)」をみましたが、今日は31ページ「第 1-2-6 図① 倒産件数の推移(長期)」をみます。
下図から倒産件数の推移を見ると、2015年の倒産件数は8,812件と、2014年に続き、2年連続で1万件を下回っていることが分かります。
この結果について白書は、これはバブル景気の1989-90年以来、25年ぶりの水準である。
年間の倒産件数については2009年以降、7年連続で前年を下回っている。
2000年以降の推移について規模別に見ると、2015年では、大企業の倒産が6件、中規模企業の倒産が1,159件、小規模企業の倒産が7,647件となっており、近年でもっとも倒産の多かった2008年と比べると、中規模企業の倒産件数は4,210件減少している。
他方で、小規模企業の倒産件数も、2008年と比べると2,510件(約25%)減少しており、どの規模においても倒産件数は減少している、とあります。
倒産するリスクはないが元気はない、これが日本の中小企業の現況といえますね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の28ページ「第 1-2-3 図② 小規模企業純開廃業数(開業数-廃業数)業種内訳(2012 年→ 2014 年)」をみましたが、今日は31ページ「第 1-2-6 図① 倒産件数の推移(長期)」をみます。
下図から倒産件数の推移を見ると、2015年の倒産件数は8,812件と、2014年に続き、2年連続で1万件を下回っていることが分かります。
この結果について白書は、これはバブル景気の1989-90年以来、25年ぶりの水準である。
年間の倒産件数については2009年以降、7年連続で前年を下回っている。
2000年以降の推移について規模別に見ると、2015年では、大企業の倒産が6件、中規模企業の倒産が1,159件、小規模企業の倒産が7,647件となっており、近年でもっとも倒産の多かった2008年と比べると、中規模企業の倒産件数は4,210件減少している。
他方で、小規模企業の倒産件数も、2008年と比べると2,510件(約25%)減少しており、どの規模においても倒産件数は減少している、とあります。
倒産するリスクはないが元気はない、これが日本の中小企業の現況といえますね!