おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の63ページ「林業労働者の安全確保」をみましたが、今日は68ページ「地球温暖化対策の現状」をみます。
2007年に公表された「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次評価報告書は、世界の気温は2005年までの100年間で0.74℃上昇しており、気候システムの温暖化には疑う余地がないとしています。
その上で、20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いと結論付けています。
世界気象機関(WMO)によると、主要な温室効果ガスである二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の世界平均濃度は2011年に過去最高となっており、日本の年平均気温は、長期的には100年当たり約1.15℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、気温の高い年が頻出しています。
そもそも、日本は、「京都議定書」の第1約束期間(2008年~2012年)において、温室効果ガス6%の削減目標のうち、3.8%を森林による二酸化炭素の吸収で確保することとして、森林吸収源対策や関連する取組を進めてきました。
1997年12月に「京都議定書」が締結されたときの機運が、原発事故により一蹴された感がありますが、今後、国はどのように考えているのか、この第3章を読み込んでいきたいですね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の63ページ「林業労働者の安全確保」をみましたが、今日は68ページ「地球温暖化対策の現状」をみます。
2007年に公表された「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次評価報告書は、世界の気温は2005年までの100年間で0.74℃上昇しており、気候システムの温暖化には疑う余地がないとしています。
その上で、20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いと結論付けています。
世界気象機関(WMO)によると、主要な温室効果ガスである二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の世界平均濃度は2011年に過去最高となっており、日本の年平均気温は、長期的には100年当たり約1.15℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、気温の高い年が頻出しています。
そもそも、日本は、「京都議定書」の第1約束期間(2008年~2012年)において、温室効果ガス6%の削減目標のうち、3.8%を森林による二酸化炭素の吸収で確保することとして、森林吸収源対策や関連する取組を進めてきました。
1997年12月に「京都議定書」が締結されたときの機運が、原発事故により一蹴された感がありますが、今後、国はどのように考えているのか、この第3章を読み込んでいきたいですね。