中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

いかに顔を見せるか!

2014年07月12日 04時28分30秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)152ページ「コラム3-1-4⑨ 個人事業者と法人(資本金1億円以下)の税制の違い」をみましたが、今日は156ページ「第3-1-19図 類型ごとの小規模事業者の創業年」をみます。

下表は、類型ごとの小規模事業者の創業年ですが、これを見ると、「地域維持・充実型」では、高度成長期以前より営業している企業が比較的多く、「広域維持・充実型」では、高度成長期以降に創業した企業が多い、また、「成長型」では、2000年代以降に創業した企業の割合が高く、中でも、「広域成長型」では3割超が 2000年代以降であることが分かります。

この状況について、白書は、「維持・充実型」は、「成長型」に比べて、より長期間事業を持続的に行ってきていることが分かる。

とりわけ、「地域維持・充実型」は、地域に古くから根ざして、地域住民の要望やニーズに応じて、財やサービスを提供するとともに、地域の一員として地域活動に関与してきた、まさに「顔の見える」小規模事業者といえる、としています。

お客様の悩みや相談に対して、親切に対応することで、信頼や安心感が得られる、これが「顔の見える」とすると、この対局に位置するのが「顔が見えない」、サービスマニュアル化ではないでしょうか。

いかなる類型であっても、自社のサービスや商品に対して、いかに顔を見せるか、これが小規模事業者には強く求められてように感じますね!

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