おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の366ページ「第2-2-125図 廃業する上で理想的なタイミング」をみましたが、今日は367ページ「第2-2-127図 廃業に際して自社の事業や資産を他社に譲ることについて」をみます。
下図から廃業を考えている小規模事業者が、自社の事業や資産を他社に譲ることについて見ると、小規模法人では、「譲りたいと思う」、「できれば譲りたいと思う」と回答した割合が「譲りたくない」を上回っているものの、個人事業者では逆の結果となっており、個人事業者では廃業後の事業や資産の譲渡に抵抗感が強いことが見て取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/8d/e83ba1ca592f1c0aab47e1cab0a9cf51.png)
次に、廃業意向のある小規模事業者の過去の相談相手について見ると、廃業意向のある小規模事業者では、「商工会・商工会議所」、「親族、友人・知人」に相談している割合が高く、小規模法人ではこれらに続いて「顧問の公認会計士・税理士」が 42.1%と多くなっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/58/36af06b595801fec36db0cf23293be09.png)
この結果について白書は、こうした、小規模事業者の相談相手になっている周囲が、必要な支援ができる専門家を紹介するなどの助言を行うことが重要である、とあります。
まず廃業の際に自社の資産を他社に譲れるかですが、快く他社に譲る位の度量が必要ということなのでしょう。そして、そういう行動へ誘うのが、相談相手の役割ということなのでしょうね。。。
昨日は2017年版「中小企業白書」の366ページ「第2-2-125図 廃業する上で理想的なタイミング」をみましたが、今日は367ページ「第2-2-127図 廃業に際して自社の事業や資産を他社に譲ることについて」をみます。
下図から廃業を考えている小規模事業者が、自社の事業や資産を他社に譲ることについて見ると、小規模法人では、「譲りたいと思う」、「できれば譲りたいと思う」と回答した割合が「譲りたくない」を上回っているものの、個人事業者では逆の結果となっており、個人事業者では廃業後の事業や資産の譲渡に抵抗感が強いことが見て取れます。
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次に、廃業意向のある小規模事業者の過去の相談相手について見ると、廃業意向のある小規模事業者では、「商工会・商工会議所」、「親族、友人・知人」に相談している割合が高く、小規模法人ではこれらに続いて「顧問の公認会計士・税理士」が 42.1%と多くなっていることが分かります。
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この結果について白書は、こうした、小規模事業者の相談相手になっている周囲が、必要な支援ができる専門家を紹介するなどの助言を行うことが重要である、とあります。
まず廃業の際に自社の資産を他社に譲れるかですが、快く他社に譲る位の度量が必要ということなのでしょう。そして、そういう行動へ誘うのが、相談相手の役割ということなのでしょうね。。。