おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
一昨日は中小企業白書(2016年版)の292ページ「第 2-5-17 図 無借金の中小企業の業種構成と中小企業全体の業種構成の比較」をみましたが、今日は293ページ「第 2-5-18 図 民間金融機関の貸付条件の変更等状況の推移」をみます。
下図から、金融庁が公表している、民間金融機関の貸付条件変更等の状況の推移を見ると、中小企業から金融機関への条件変更の申込件数はリーマン・ショックが発生した2009年下期以降増加し、2010年度の下期には、70万件にまで増加していることが分かります。
この結果について白書は、足下では景気上昇の影響もあり、申込件数は減少し、2014年下期は50万件強となっている。
また、申込みに対する実行割合を見ると、金融円滑化法の効果もあり、9割以上が申込みに対応しており、金融円滑化法が終了した2013年度以降も95%を超える高い水準が続いている、とあります。
これは、中小企業が金融機関に借入条件の変更に係る申込みを実施した数や、その申込みに応じ、金融機関が貸付条件を変更した数の推移を示したものとありますが、条件変更というと、非常に大変なことという感覚があったのですが、ここまで多いというのは驚きですね!
一昨日は中小企業白書(2016年版)の292ページ「第 2-5-17 図 無借金の中小企業の業種構成と中小企業全体の業種構成の比較」をみましたが、今日は293ページ「第 2-5-18 図 民間金融機関の貸付条件の変更等状況の推移」をみます。
下図から、金融庁が公表している、民間金融機関の貸付条件変更等の状況の推移を見ると、中小企業から金融機関への条件変更の申込件数はリーマン・ショックが発生した2009年下期以降増加し、2010年度の下期には、70万件にまで増加していることが分かります。
この結果について白書は、足下では景気上昇の影響もあり、申込件数は減少し、2014年下期は50万件強となっている。
また、申込みに対する実行割合を見ると、金融円滑化法の効果もあり、9割以上が申込みに対応しており、金融円滑化法が終了した2013年度以降も95%を超える高い水準が続いている、とあります。
これは、中小企業が金融機関に借入条件の変更に係る申込みを実施した数や、その申込みに応じ、金融機関が貸付条件を変更した数の推移を示したものとありますが、条件変更というと、非常に大変なことという感覚があったのですが、ここまで多いというのは驚きですね!