リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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まだ知らない石垣島2

2024年05月16日 | 地質好き
海岸段丘に沿って調査中、突然出て来た石灰岩の谷。かなり深くて(落差10m位)、「大丈夫かな?」と思いながらも崖下まで降りて行くと、そこは未知のジャングルでした。
 
 
この崖の上から降りて来たわけですが、こうやって見ると結構な高さですね。上の標高が約30mだったので、おそらく数十万年前の海の中で出来た石灰岩で、その頃からここは山からの水が流れ込んでいたんじゃないかと思います。地面を見ると全然植物が生えていない細かい砂が積もった所もあり、今でも雨が降ると水が流れているんだろうなと思います。
草を掻き分け上流側に進んで行くと、何やら穴のような物が見えます。そこに向かってゴツゴツした岩の間を無理やり進んで近付くと、やっぱり! 開口高さ1m位の穴が口を開いていました。

 
画像では大して奥行きがあるようには見えません、実際目の前まで近付いて見てもそう思いました。ですが中に入って見ると中にはそれなりに空間があり、向かって右側は天井2~3m位の小部屋が。左側は最初は暗くて良く見えなかったんですが、目が慣れてくると・・・、
 
 
ご覧の大空間が広がっていました! おそらく洞窟内の空間はこの場所が海水中にあった時に出来た物ではなく、陸に上がってから淡水で溶け出来たものでしょう。もうチョッと詳しく色々撮影したかったんですが、この時は三脚を持って行かなかったので止めておきました。この画像も岩肌に手を押し付け固定し、何とか撮影したものです。最新の手振れ補正なんて無いカメラとレンズですから、これだって頑張ったんですよ(笑)。
 
 
洞窟の中から外を見た様子。
「どこの国?!」、って言うくらいのジャングル感でしょ。
さすが亜熱帯・石垣島!
 
 
洞窟の側は苔生した岩が沢山あります。天から降り注いだ雨水が石灰岩の中に蓄えられ、その水分でこの子達は生きているのです。
 
今回はここまで。
そのうち、もうチョッとジックリ時間を掛けて他にも何か面白い物が無いか? 
洞窟の奥はどうなっているのか?、調査して見たいと思います。
 
 
#リフトアップ石垣島 #海岸段丘 #亜熱帯 #石灰岩 #ジャングル 

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