リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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今なら良く見える水路橋

2020年08月22日 | 文化・歴史好き!

以前にも紹介した事がある幾つかの水路橋ですが、そのうちの一つがどう言う物かだんだんわかって来ました。今回の画像はバラビドゥダム(1962年4月10日竣工、1964年1月18日通水)から新川にある平田原の水田まで自然流下方式で水を引いていた農業用の水路橋の跡です。
バラビドゥダムは現在のバンナ公園に隣接している石垣ダムの元で、宮良湾に注ぐ磯部川の上流部(バンナ岳東南側)を堰き止め作ったダムです。

自然流下方式と言うのは字の如く、ポンプなど何も動力を使わず勾配を利用し水を流して行くやり方。自然の川が低い所(海)へ流れて行くのと同じですね。
今なら丁度工事をしているので道路わきの草木がキレイに除去され、その姿をハッキリ見る事が出来ます。川幅はそれ程でもないけど深い谷なので結構な高さの橋桁が付き、かな格好良い姿です! バンナ(画像左側がダム側)からこの先道路を跨いで、かつて撮影した水路橋
かつて残っていた素晴らしい水路橋(2013.2)
https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/4b0b1f035a2abbdbc85065f0acfee9c9

を通り平田原の田んぼまで水が流れていたんです。

画像のように水路の中には草木が沢山生え、かなり重たそう。端の方は何度かオイラが除去した事があるんですが、僅かなもんです。年代物(約60年前)の構造物なので乗っかって崩れたりしたら大変です、どうしたものか? 工事のおじさんに「ついでにあれ取って!」と言いたい所ですが、ユンボのアームの長さを見るとチョッと足りなさそう。

オイラ的には石垣島の水、生活、農業の歴史として、文化財に指定しても良いくらいの物だと思うのですが・・・、水路橋は全国的にも観光物として人気があります。どうでしょう、石垣市!

★今日の石垣島は台風8号、バービーが通過中。
このあと真夜中に最接近です。

#リフトアップ石垣島エコツアー
#FreeAgnes

コメント (4)
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