92歳・老大娘の日記

晩年を生きる

友人を訪ねて~

2018-01-16 17:38:09 | お出かけ

老人ホームに友人を訪ねました。

昨年5月、コンサートに現れるはずの友人が連絡なしで欠席。

当日キャンセルは料金全額負担。たて替えました。

無断欠席するような人ではないので少し不安な予感がしました。

女学校時代のお友達で、私と同齢です。交通事故? 病気で倒れた?

自宅へ電話しても着信音が鳴るだけ、携帯電話も出ない。

しばらくしてご子息から「倒れて今ICUに入っている」と。

その後の数か月こちらから連絡する術もなく過ぎました。

今年になって再びご子息からの連絡で老人ホーム入居を知りました。

ご子息や老人ホームのスタッフにも了解得て訪問しました。

妹も面識あるので付き合ってもらいました。

私のことは認識してくれましたが

妹のことは分からなかったようです。

表情に乏しく、言葉が明瞭ではなく会話していて私は疲れました。

筋肉の衰えで、嚥下困難、普通食は食べられないので

ペースト状のものらしい。なのに私は知らなかったとは言え

何か食べたいものあれば今度持ってくる、

などとひどい質問してしまいました。

筋肉の衰えと聞くと私自身に照らして、足の筋肉ばかりを思いますが

喉の筋肉も衰えると知りました。

変わり果てた姿を見て大きな衝撃受けました。

髪も染めて大柄、おしゃれだったのに、痩せて白髪、

見違える変わりようでした。

幸い妹がいてくれたので近くの美味しいパン屋さんで

お茶しました。

キッシュもモンブランもコーヒーも美味しかった!!!

一人だったら、衝撃を引きずったまま家に帰ることになったでしょう。

半人前ながら、何事も一応自分でできることに改めて感謝です。

彼女、コンサート前後の記憶は飛んでしまっているようですし、

 キャンセル料はお見舞いのつもりで言いませんでした。(蛇足ですね・・・)

 日をおいてまた訪れたいとおもいます。