老人ホームに友人を訪ねました。
昨年5月、コンサートに現れるはずの友人が連絡なしで欠席。
当日キャンセルは料金全額負担。たて替えました。
無断欠席するような人ではないので少し不安な予感がしました。
女学校時代のお友達で、私と同齢です。交通事故? 病気で倒れた?
自宅へ電話しても着信音が鳴るだけ、携帯電話も出ない。
しばらくしてご子息から「倒れて今ICUに入っている」と。
その後の数か月こちらから連絡する術もなく過ぎました。
今年になって再びご子息からの連絡で老人ホーム入居を知りました。
ご子息や老人ホームのスタッフにも了解得て訪問しました。
妹も面識あるので付き合ってもらいました。
私のことは認識してくれましたが
妹のことは分からなかったようです。
表情に乏しく、言葉が明瞭ではなく会話していて私は疲れました。
筋肉の衰えで、嚥下困難、普通食は食べられないので
ペースト状のものらしい。なのに私は知らなかったとは言え
何か食べたいものあれば今度持ってくる、
などとひどい質問してしまいました。
筋肉の衰えと聞くと私自身に照らして、足の筋肉ばかりを思いますが
喉の筋肉も衰えると知りました。
変わり果てた姿を見て大きな衝撃受けました。
髪も染めて大柄、おしゃれだったのに、痩せて白髪、
見違える変わりようでした。
幸い妹がいてくれたので近くの美味しいパン屋さんで
お茶しました。
キッシュもモンブランもコーヒーも美味しかった!!!
一人だったら、衝撃を引きずったまま家に帰ることになったでしょう。
半人前ながら、何事も一応自分でできることに改めて感謝です。
彼女、コンサート前後の記憶は飛んでしまっているようですし、
キャンセル料はお見舞いのつもりで言いませんでした。(蛇足ですね・・・)
日をおいてまた訪れたいとおもいます。