92歳・老大娘の日記

晩年を生きる

映画

2019-08-30 18:42:44 | 映画

私好みのいい映画でした。主役の菅田将暉と柄本佑がとてもよかった。

昔、見学した江田島の元海軍兵学校の建物などが出ていた。

阿川弘之さん程ではないが、

海軍好きの私なので文句言いたい点もある。

広く知られているが、第二次大戦に海軍は大反対したが、

陸軍に押し切られて、開戦となった。

映画は勿論フィクションですが、海軍トップの山本五十六、

嶋田繁太郎など残されている写真でイメージしているので

少し違和感覚えた。

良識ある海軍、知的な海軍なのに、映画では天才数学者菅田将暉と

戦艦大和建造を押し通す海軍トップ、私の中の海軍ではない。

舘ひろしの山本五十六は抑えた演技がいいと思いました。

菅田将暉が長い数式を黒板に一気にスラスラ書くシーンはすごい!

前夜睡眠不足で途中眠らないか心配でしたが、最後まで息をこらして

見ました。よい映画でした。 

 

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藤原正彦さん

2019-08-27 22:09:52 | 読書

7月の長引いた風邪のおかげ(?)で本がたくさん読めました。

中でも藤原氏のコラム集(新潮文庫)が面白いでした。

小説以外でこんなにも面白いと思ったのは初めてくらいです。

   

ご両親は共に著名な作家(新田次郎、藤原てい)

新田次郎は私の好きな作家で5本の指に入ります。

藤原ていさんは旧満州からの引き揚げ記「流れる星は生きている」

一作読んだだけです。

辛辣ですがユーモアもあり、筋の通った気持ちの良いコラム集です。

氏は世界的な数学者で理系の人ですが、

ご両親の遺伝子を継いでおられるからか、

文章にも長けておられると思いました。

(理系、文系というのは日本独特の言い方のようです)

メディア批判もなかなか痛烈、新聞記者だった私の父から戦時中の

報道の内部事情について聞かされていたことと相俟って

納得の部分も多いでした。

時代も違いますが、藤原氏と違い父は体制に逆らわず、

「自虐的」に母に嘆いていただけでした。

「知れば知るほど」とは教養を積めば積むほど、己の無知を

知ることになるとのこと。

 「管見妄語」細い管を通してみる狭い見解、大変謙遜した表現。

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第21回「にっぽんど真ん中祭り」

2019-08-25 14:42:41 | 新聞

我が街にもきましたので見に行きました。最寄地下鉄駅前です。

地元の学生チーム「鯱」です。優勝候補の一つとか。

先導の学生さん、MCでしょうか?

沿道の観客とのふれあい

遠く北海道や、海外のチームの参加もありました。

残念ながら「韓国チーム」は辞退、来なかったとのこと。

都心栄では大掛かりな観客席も準備され(有料)ステージもあります。

昔は見に行きましたが、今はとてもとても・・・

206チーム、市内23会場。当初は小規模だったようですが

年々盛大になっているようです。

官民一体ではありませんが経済界の支援が大きいのではないかと?

公益財団財団法人にもなっていますから、

運営はきちんとされているようです。

若者の躍動感が伝わらなくて残念です。

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手術記念日

2019-08-18 11:29:21 | 日々の暮らしから

    残暑お見舞い申し上げます

4年前の今日(8月18日)「股関節人工骨置換手術」受けました。

姪の(整形外科医)適切なアドバイスもあり、

お陰さまで至極順調にきました。

退院直後の歩行練習です。

今は年齢的な衰えとの闘いでもあります。この先の「老い」は

未知の世界ですが、知らないことを楽しむ気持ちでいきたいものです。

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美術展いろいろ~

2019-08-15 21:21:04 | お出かけ

豊田市美術館

東京から息子たちが一家できましたので、1日私の希望で

豊田市美術館へ行きました

私はクリムトが好きなわけではありませんが、

改装後一度行ってみたかったので。

      

2人の孫たちは(ともに社会人)

「あいちトリエンナーレ」に関心があつたようです?

連日「表現の不自由展」の話題が報道されていますから、

誰しも見てみようと言うことになるのでしょう。

私も開幕早々行くはずが、風邪で延び延びになっているうちに

県警に脅迫メールが770件来たり、ガソリンをまくなどの

脅迫もあり、問題の展示品等は姿を消しました。

(慰安婦を象徴する少女像ほか数点)

    

先回の「あいちトリエンナーレ」は平和でした。

市内を草間彌生さんの水玉自動車がのんびり走っていました。

     

今年は美術展に相応しくない脅迫の数々。

元慰安婦の少女像ほか何点かの展示品が取り除かれたことで

       

これがまた賛否両論、知事さんと市長さんのバトルにまで発展、

芸術、美術の世界も安穏ではいられない

悲しいことになってしまいました。

それでも3年に一度の「トリエンナーレ」ですから

斬新すぎる展示品にはあまり理解もできず、

共感もおぼえませんが、涼しくなったら行くつもりです。

コメント (10)
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