ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Cummins R2.8 Turbo Diesel

2018年08月03日 | OVERLAND EXPO WEST 2018

 Cummins R2.8 Turbo Desel エンジンが注目されている。Proffitt's Resurrection Land Cruiser (PRLC) をはじめとする多数のショップがこのエンジンを搭載したコンバージョンを奨励している。実例としてアメリカに入って来ている1ST, 2ND のランドローバーディスカバリーは全てガソリンのオートマチック車であるが、このディーゼルエンジンを搭載する事によってラグジュアリーを払拭した別の車(本来の持ち味に近くなるとでも言おうか)に変わる事が出来る。ランドクルーザーにおいても既にその波が押し寄せておりランドクルーザーのディーゼルコンバージョンエンジンとして君臨しつつある存在である。以下の写真は全て Cummins R2.8 を搭載した車体です。

 

 製作者(ショップ)は全て異なります。PRLC によって製作された赤のトラックはHZJ79ですが、シャーシーはランクル80、エンジンはCommins R2.8、ボディと内装はは中東から持ち込んで製作された車体です。現在売りに出ていますが値段は22万ドル、2000万円以上もする高級車です。

 

 Cummins 社は今から100年前(1919年)に創業したディーゼルエンジンの老舗です。このR2.8には長い歴史と英知が詰まっています。大型ピックアップトラックにおいては、カミンズエンジンのダッジラムが良く知られています。そして、北米で生産されている大型ニッサンピックアップトラックのタイタンのディーゼルエンジンもカミンズの5000.V8が採用されています。その中でもR2.8ターボディーゼルは多くのビルダーから選ばれています。今後は更にR2.8を搭載した四輪駆動車が増加するであろうと考えています。

 

 

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Proffitt’s Resurrection ランドクルーザーFJ45

2018年06月13日 | OVERLAND EXPO WEST 2018

 Proffitt’s Landcruiser は Proffitt’s Resurrection Landcruiser という新しい名前になりました。ちなみに英語の Resurrection とは蘇生という意味です。Proffitt's Landcruiser は2台のランドクルーザーピックアップトラックを持ち込んでいましたが、その内の一台がこの1968年型?(聞いたけど実は正確に覚えていません)のFJ45です。

 

 ワイパーが上から下がっているのは1972年以前のランドクルーザーの特徴である。室内は3速のマニュアルコラムシステムかと思ったが床からのステックシフトでした。車高は少し上がっているがノーマルのバランスの良いFJ45である。

 

 荷台の横のロープフックが時代を語っています。

 

  Proffitt's Resurrection Landcruiser (PRL)は Colorado 州の Austin に拠点を置くランドクルーザーのレストレーション工房である。コロラド州という場所は全米でも指折りの古いランドクルーザーが存在する場所であり同時にランドクルーザーを駆る場所、ロッキー山脈とその周辺の恵まれた環境がある。PRL の工房はオーガナイズドという言葉で運営をしている。レストレーションの依頼を受けた車体が入庫するとその車体事に責任担当者が指名される。過程の作業は分担されるが最後まで責任を持つ担当医が存在するという事だ。彼らは特に40系、60系のパーツの全てを把握している。このFJ45の様にステージ3と呼ばれるレストレーションでは車体を全て分解して新しいボルトで組み立て直している。今後はどのレストアー工房を選択するかが顧客の課題となる。PRLの様にいかに目の届かない所に手を入れるかも顧客の選択の要因となる。忘れてはいけないのは今日のウィンテージランドクルーザーの人気と価値を堅いものにしたのは彼等の様なレストレーション工房であるという事だ。彼らに古いランドクルーザーパーツのアベイラビりィティ(市場中の存在)に付いて聞いてみた。彼らレストアラーでさえ容易にはパーツを入手出来ないとの事だ。彼らはランドクルーザーのレストレーションにおいてはアフターマーケットのパーツは使用しないという拘りを持っていた。

 

 

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コロラド州はオフロード天国か?

2013年07月10日 | 北米ランクルビジネス

 裾野(すその)という場所は背後に大きな山を控えた低地の位置を示す。同時にこの裾野という表現は4x4オフローダーにとっては玄関を示す表現にも聞こえる。それは個の山や山脈だけではなく、砂漠や大平原であってもそこに足を踏み込むための通過点(玄関)を示している様に感じる。

  この夏の4wd Toyota Owner 誌は編集スタッフのメンバーであり尚且つ4wdオフロードトレーナーのBill Burke 氏による特別企画で終始編集されている。

 

Bill Burke 氏

ところで、ビルバーク氏って誰?

FJクルーザーのオーナーの方々は既にご存知です。

 

2006年、アメリカにおいてFJクルーザーが発売になりました。

当時は北カリフォル二アのレイクタホの近くにあるルビコントレイルを舞台にして、

FJクルーザートレイルチームが結成されました。

その時の中心的メンバーの一人がビルバーク氏です。

 

 そのバーク氏が現在注目しているのがロッキー山脈の自然の恩恵を多く持つコロラド州であり、そのコロラド州の4wd Toyota Shops が誌面で紹介されている。

 僕も昨年は一部のコロラド州のランクル専門店を訪れてここで紹介してきたが、今回は総合的な トヨタ トラック四輪駆動専門店 の紹介である。

 

実は僕も知らないショップが沢山ある。

 

TOYTEC LIFTS

DIAMOND AXLE

FRONT RANGE OFFROAD FAB

ALCAN SPRING

SLEE OFF ROAD

ROCKY MOUNTAIN CRUISERS

CLASSIC CRUISERS

REDLINE LAND CRUISERS

PROFFITT'S CRUISERS

ADDICTED OFFROAD

SAFARI LTD

 

 

 FJ55の写真はレッドラインクルーザーより、

 

 FJ55ってコロラドに似合うなぁ、

 

ところで、

なぜ、コロラド州なのか?

 

それは裾野の環境、裏庭はロッキー山脈です。

 恵まれたオフロード環境の中にあるオフロードショップ。

 

...モアブ(ユタ)も近し、

 

ここニューヨークでは4x4は雪道の道具、

或いは、見てくれ重視のリフトアップ。

...数も少ない。

 

しかし、コロラドでは

4x4は生活の足、日常の道具。

都会に住む僕から見るとコロラドは裾野だが、コロラドに住む人々から見ると、

裾野の概念は薄い。

特別でも何でもない、ただ日常がそこにあるだけ。

 

実はオフロード天国という表現もコロラド以外の人々の表現なのかもしれない。

そういった意味でコロラドにある4x4ショップは観点が違うのかも知れない。

 

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ランドクルーザー専門店

2013年04月08日 | NOTES

 ユタ州を中心にロッキー山脈の裾野でランドクルーザーのレストレーション及びパーツ販売を行ってきた Proffitt's Cruiser(プロフィットクルーザー)が今月一杯で閉店の運びとなります、残念ですが仕方ありません。現在在庫パーツ及び4x4アウトフィッター品を安値で放出している様です。

本当に今日まで有り難う!

 

 また、ニューヨークのMetro Land Cruiser (メトロランドクルーザー)もその看板を降ろしました。オーナーのホセ君は同時に進行していた板金塗装ビジネスの方に社軸を傾けました。今後も少数のマニアの達の為に経験を生かしてくれますが、専門店の看板が消えたのは少し寂しい出来事です。

 

ランクルじゃー飯が食っていけない時代なのか?

 

 

 時代は流れ常に変化して行きます。好きだから、という理由だけではビジネスとして成り立たない現実を見せつけられる。そういった中でも少ないですがまだランドクルーザーの専門店が存在するのがこのアメリカです。自分勝手な願望で真に申し訳ないが、ランクルショップには細く長く頑張って欲しいと思っている。

  ...たまに部品買って応援するからね。

 

...

おーし、こーなったら、

俺が一丁やったるかい!

...ランクルショップ、

とも、思った。(半分以上ジョーダン、ちょっとだけマジ)

先の事は解らんからな、人生もランクルの運命も。

 

 ビジネスというのは変化に適応する事が出来る奴が勝つ、とは以前何処かで聞いた事がある。ランクルショップの継続もこの変化への対応に過ぎないのであろう。しかし僕は彼らに賞賛を送りたい。なぜなら彼らは実際にやってみたからだ、必死にやってみてダメだったらそこには潔さがある。僕はそうだったと思っている。

 

やってみて悔いる方が、やらなくて悔いる人生よりも遥かにいい人生だと思っている。

 

 

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PROFFITT'S CRUISERS

2012年08月14日 | 北米ランクルビジネス

 コロラドロッキー山脈の裾野を走る、青いランドクルーザー60。

 

 目の前のブルーのボンネットの向うには広大なロッキーの草原と真直ぐに続く道が続いているのが見える。青空と眩しい景色、窓を開けると爽やかな走行風と2Fエンジンの音。

 

同時にもう一つの目があって、こんな光景を見ている...

 

ー Larry Miller Group (LMG) Buys PROFFITT'S CRUISERS ー の記事が紹介されたのは2010年の10月14日である。

 

Company to expand to Miller Motorsports Park in Tooele , Utah

 

SALT LAKE CITY (October 14, 2010) – CEO of the Larry H. Miller Group of Companies (LHM Group), Greg Miller , announced today that the company has acquired Proffitt’sCruisers of Austin, Colorado.  Proffitt’s Cruisers has been restoring and building custom Toyota Land Cruisers for more than 12 years. The LHM Group plans to continue operations in Austin , Colorado , and will open a new headquarters facility at Miller Motorsports Park in Tooele , Utah .

“Land Cruisers have been a part of my life for as long as I can remember,” said Greg Miller . “I have enjoyed my relationship with Jeremiah Proffitt as a friend and fellow Cruiser enthusiast. Having had Proffitt’s build and modify several of my personal Land Cruisers I am familiar with the premium quality of their work as well as their excellent customer service. I am excited to welcome Proffitt’s Cruisers to the Miller family of businesses.”

The company plans to expand the operation by offering a wide array of products and services including OEM, aftermarket and custom parts. They will also manufacture custom parts such as suspension components, bumpers and conversion kits, and make them available for retail customers. Many other exciting ideas are in the works.

“When Greg Miller approached me about joining forces, I knew it would only result in success,” said Jeremiah Proffitt. “I am excited for the opportunity to be a part of a legendary group of companies with both a long history and future in the automotive industry. Furthermore, I am looking forward to developing our new location at Miller Motorsports Park , a truly world-class facility for both on- and off-road racing.”

Miller and Proffitt also plan to open a Land Cruiser museum at Miller Motorsports Park by the end of this year. The museum will house Toyota Land Cruisers from Miller’s and Proffitt’s personal collections as well as “Guest Land Cruisers” from other collectors. Toyota Land Cruisers dating back to 1959 will be included with models ranging from Toyota ’s earliest Land Cruiser, the FJ25, to modern exotic Land Cruisers from all over the world.

The Utah location is scheduled to be operational in early December, 2010. For more information on Proffitt’s Cruisers, please visit http://www.proffittscruisers.com.

IH8MUD.COMより

 

 この記事で明らかなようにLMGはプロフィットクルーザーのビジネスを買ったのである。

それはアメリカにおけるランドクルーザーの歴史に大きな変化をもたらした。

その結果は既に目に見える形となって現れている。

 

EXPEDITION 7

CRUISE FEST 2012

 

そして、

ランドクルーザーミュージェム(博物館)の開館式のテープカット。

2012年6月23日、午前10時~

 

ランクル 博物館のサイトの方も準備されている様です。(未完成)

 

強力な助っ人が現れたぞ!これからが楽しみだな。

ランクルって運がいいなぁーって思う。

 

...そんな光景、

 

 コロラド、グランドジャンクションの町を出てから南に向って1時間は走っただろうか、時間がゆっくり流れていると感じるアメリカの田舎、続く草原と丘、周りははロッキーの山脈に囲まれている。

 

プロフィットクルーザー、コロラド支店訪問紀行!

サプライズ訪問 

 

 カーナビに入力した行き先は、Austin というコロラドの山間部にあるPROFFITT'S CRUISERSのコロラドブランチである。2日前にプロフィットのジョン君に、帰り道に一度寄るかも知れない!と伝えておいた。彼は自分はユタ州の店におりユタ州に是非寄ってくれっ!と言っていたが、時間の都合でコロラドのブランチにチラッと顔を出すだけにした。ユタ州を経由するともう一日その為に走らなくてはならなくなるからだ。

 

Austinの町、いや!寒村に入る。

ナビゲーターに従いワンデングロードを走る、

 

すげーDo田舎!

に店を構えているんだなぁ、と関心する。

(地方の時代かぁ)

 

ナビが喋る、あと5分でシュートデスティネーション!(到着)

胸がドキドキする...ここまで来たか(嬉)

 

到着、着きました!

プロフィットクルーザーのコロラド支店です。

...

 

...

が、しかし...

 

誰もいません、倉庫?

...看板もない???

 

ええと、今日は週末だったっけ???

住所と、ナビを確かめ...

 

誰かに聞こうと回りを見渡すが、小鳥の声しか聞こえない(笑)

どうしょ?

 

...こんな時は、

笑って通り過ぎる、しかない! 

 

笑い話、いい経験だったなぁ!

 

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CRUISER FEST 2012

2012年03月23日 | LANDCRUISER

 今期号の4WDToyota OwnerにはCRUISERFEST2012の紹介が乗っている。表紙に使用されている写真はリフトアップされたFJ55のクローラー、THE BEAST そしてこのクローラーはイベント中に開催されるオークションでの出品車である(Bid on Me)。搭載されている記事と写真は昨年2011のイベントの光景である。

 現在のアメリカにおいてランドクルーザーに対しての熱を最も高めているのはこのロッキーマウンテンを拠点として活動する Proffitt's Cruisersであると思われる。

 

4WDToyota Owner の中の紹介記事の一部

そうそう、前回紹介したEXPEDITION 7 も彼らのイベントである。

 

昨年の写真の一部、意外と40-60系が目を惹く。

...僕だけかなー?(笑)

 

クローリングコースを車体を擦りながらクロールするロクマル。

 会場となるMiller Motersport Park in Tooele, Utah には人工的なクローリングコースとダートコースもある。

 

CRUISERFEST 2011

文章で説明するよりも昨年のイベントの情報はここに満載されていますので是非ご覧下さい。写真やビデオも多いですよ。

 

余談ですが...以外にも、右下の方にあるAustralian Salvage Yards に転がっている無数のランクルには驚いたぁ。

 

彼らの合言葉:

Peace, Love and Land Cruisers!

いいねぇー!

 

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Expeditions 7

2012年02月28日 | EXPEDITION

エクスペデッション7

 Overland Journal を発行する Overland International 社と、コロラドとユタ州に拠点を構えるランクル、レストア.カスタムの専門店Proffitt's Cruisers の共同企画によって今年の3月より世界の5大陸と南極大陸をToyota Land Cruiser VDJ78 を駆り、30000マイル(48000キロ)を走破する計画が実行されようとしている。

 

 Proffitt's Cruiser のGreg Miller氏は北米のランクル乗りの間ではかなり有名な方。今回の冒険旅行には彼の息子さん達も加わるようである。彼はランクルビジネスのオーナーであり、ランドクルーザーのコレクター。Solt Lake City, Utah には彼のコレクションを紹介する、ランドクルーサー ミュージエム(博物館)がある。

 Greg Miller's, Land Cruisers

 

 

エクスペデッション7のホームページより走行予定のルートの一部、

ユーロ.アジア大陸のルートはロシアを東西に横断かぁ。

...

そして、最終ゴールはここの、

 

おへそ

(南極点)

 

 エクスペデッションセブンの7は、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、そして南極大陸の7大陸の事。

 

そしてこの過酷な冒険旅行に使用する車は、

やはり

 

ナナハチ(78)

世界の大陸を廻るに相応しい車です。

 

見守って行きたいです。

 

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