ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ガソリン価格

2022年05月27日 | 日記

 昨年からインフラで日用品の値段が上昇し、将来の見通しが付かない事からこの傾向はまだ暫くは続きそうである。移動の足となる自動車のガソリンの値段は昨年から30%は上昇しているので、ガソリンスタンドでの給油後にレシートを見るとその金額に驚く。先週、行きつけのガソリンスタンドでロクマルを満タンにした後にオレとガソリンスタンドのあんちゃんとの間で交した会話。

 

給油後に頂いたレシートを見て、

 

オレ:オーマイガー、いつもより全然高えじゃねーか!

あんちゃん:ちょうど先程30分前に30セント/ガロン値段が上がったんだ。

オレ:なんだとお!俺って運悪ぃぃ...

あんちゃん:いやいや、悪くないぞ!

オレ:なんでや?

あんちゃん:来週はまた上がるから今週入れといて正解だ。

オレ:...

 

 生活費が値上がりするというのは不安要素である。この時代を乗り切る為に思考を変えなければいけない基点に立っていると感じる。インフラはけしからん、何とかしろ、という感情が時代の世相であるが、そもそも平和、安定、安全等があたり前ではなかった。という事に気が付く時世である。ガソリンスタンドに行って金を払えばガソリンが買える、という事があたり前であるという事に疑いを持った時に思考は変わってくる。

 ガソリンタンクの表示を見ると、今週もそろそろ給油しなければならないが、今週はどの様な会話が待っているのであろうか...。

 

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ロクマルがもたらした縁

2022年05月14日 | ロクマル日記

 日照時間が長くなった事が嬉しい。仕事が少し早く終わった夕方、陽はまだ明るく眩しかった。森の脇の路肩にランクルを停めてトレールランニングをする為にジョギングシューズの紐を締めようとしていた所、路肩を走ってきた自転車野朗が急に近づいてきていきなり、ナイストゥミーチュウ!と声を掛けてきた。彼の名前はロブと言って、自分は97年型のフォードレンジャーの白いピックアップトラックに乗っており、時々この青いランクルとすれ違っているが、その都度手を振っているんだが気が付いているかい?...(汗)、手を止めて暫く立ち話が始まった。彼は機械関係の先生であった。機械として車を観た時に現在の車よりもロクマルの様な古い車に対して関心が湧くという事であった。ジョギングシューズは片足に足を突っ込んだままで、片手でランクルにもたれたまま10分以上話し込んだ。彼と別れた後に、自分の知らない所でこのロクマルは随分と観られて関心を持たれているという感覚が残った。車に関心のある輩に対して、古さ、ボロさ、珍しさで刺激を提供している存在だとは思っている。

 翌日の朝、自宅を出て最初の信号を左に曲がった所で信号で停まっていた前から4番目の車の窓から長い手が上に伸びているのが見えた。白いフォードレンジャーである。ライトをパッシングさせ車内で手を振った。彼の笑顔と白い歯が心に残った。出会って翌日にすれ違うというのも何かの縁かなと思った。おそらくロブも同じように感じているのであろう。

 

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オーバーランダーがランドクルーザーに求める4つの条件

2022年05月10日 | OVERLAND VEHICLE

 今年2022年はアメリカではコロナ過回復の傾向にあり、今まで自制されていた様々なイベントが警戒心を抱きながらではあるが回復傾向にある。今年はオーバーランドイベントにおいても回復する流れとなっている。10年前は全米で一箇所だけの開催であったオーバーランドエクスポは現在アメリカの西部と東、ロッキー山脈とパスフィックウェストと開催場所が拡大した。全国的イベントがローカルイベントへと移行する流れである。年々増加してきたオーバーランド指向者に順応した自然の流れであり、急上昇してきたブームが需要を維持しながらの安定期に入るステージの時代を迎えた様に感じる。近い将来はオーバーランドというアクティビィティはキャンプやバックパッキングという野外活動の一つとしての定着時代を向かえるのではないかと感じている。

 今年4月の終わりに overlandexpo.com から届いた定期的なニュースレターに、ランクル乗りとして興味深々なタイトル、オーバーランディングに最も適したランドクルーザーはどれか?Choosing the Best Toyota Land Cruiser for Overlandingという問いかけで以下の四つの条件を挙げている。

 

1.An overland vehicle should not be so expensive that you don't want to take it out on the trail.

 トレール(悪路)に持ち込む事に躊躇するような高価な車体ではない。

2.It  should be easy to maintain-or at least have specialists nearby that know how to work on your vehicle.

 メインテナンスが容易である事。あるいは整備や修理を任せられる人が近くに存在する。

3.Replacement parts should be readily available, and

 パーツの入手が容易である。

4.There should be a significant catalog of aftermarket parts and accessories to choose from.

 社外品パーツやアクセサリーが充実している。

 

 上記の内容を頭の隅において思い浮かぶランクルのモデルは住む国や地域によって異なるはずである。上の写真はエクスペデッション7のチームが当時ベストオーバーランドビークルとして選んだ70系トゥルーピーであるが、当時の選択理由が今日も生きている。そして、これらの用件は今後も引用されれる課題として存在する。今後、オーバーランドというアクティビティが浸透した時代を迎えたとしても、ランドクルーザーに限らずこの価値観はブレないで継続して行くと見ている。

 

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ロクマルサンライズドライブ

2022年05月02日 | ランクル ドライブ

 晴れた休日の早朝ドライブは自分の中でロクマルの楽しみ方の一つを確定した習慣となっている。早朝のドライブを楽しむという行為は、誰も見ていない、人との接触もほとんど無い。旧車とかスポーツカーを所有している立場からするとそれに乗っている自分を見て欲しい、そしてかっこいいと言ってもらいたい。そんな魅せたい気持ちがあるものだ。しかし、休日の早朝ドライブとはその気持ちと欲に封印する。休日の早朝ドライブとは孤独な世界を愉しみ嗜む男の美学の追及行為なのだ。その時間は、自身とロクマルとの関係を繋ぐ物語となる。日常の中の非日常であり、クルマの持つ実用機能に距離を置いた愉しみ方であると思っている。別の観点から観るとコソコソしやがって、昼間に堂々と運転しろ!と思われるかも知れない。早朝はある程度スピードが出せる。ロクマルの窓を開けると春の冷気が忙しく進入してくる。音楽は聴かない、ラジオはオフ状態。2Fエンジンの音、トランスミッションとデフ、タイヤが拾い上げるノイズが風切り音と混ざり、そこに燃焼したガソリンの匂いが加わる。これら全てが心地良さの正体である。

 

 健康生活の為に太陽の光を浴びる事が良いと聞く。特に早朝の新鮮な太陽光は体に良いと言っていた。結果、早朝のランクルサンライズドライブは心と体に良い行いなのである。

 

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サバイバル現行車

2022年05月01日 | VINTAGE CARS

 仕事で訪れたニューヨーク郊外の町にある半地下の駐車場に駐車されていた一台のビンテージカー。これはスゴイと思った。タイヤの空気はしっかりと充填されナンバープレートが付いている。フロントウィンドーには定期的なオイルチェンジのステーカーが貼ってある。ナンバープレートは年に限定的な走行距離を規制されるクラッシックカーナンバープレートではなくて、一般的なものであった。写真を見ると分るが右ハンドルである。フロントの先端に栓抜きの様なロゴがあるが何処のメーカーが何時作ったのかはさっぱり分らない。1930年代?かとは思った。車体の塗装はレストレーションが施されている光沢で埃の積もり具合から一月程動かされていない?様子。当時のセダンは観音開きであった。後部座席はタイヤの真上に在する。フロントボンネットの中にインライン(直列)エンジンがあるのであろう。前後の車輪の中に見えるドラムブレーキ、垂直なAピラーとフロントウィンドゥ、前輪のアプローチアングル等を見るとランクル40を連想させらる。戦前のニューヨークの街にはこういった車が沢山走っていたのであろう。こういったクルマを観る事が出来たのは仕事プラスアルファであった。これからは暖かい季節。街や郊外でこういったビンテージカーを見かける機会が増えるのを楽しみにしている。

 

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