ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

道端のメッセージ

2022年03月29日 | NEW YORK

 マンハッタンのウェストサイドハイウェイをウォール街から北上して行くと、ハドソン河に面した右手側の古くて小さなレンガビルの上部に STOP WARS のメッセージが込められた見事な壁画が目に飛び込んでくる。壁画は数年前から存在していたが、今日の情勢に伴って意味を持ちニューヨークの人々の関心を集めている。僕もその一人だ。この壁画はブラジルはサンパブロ住在の壁画家EDUARDO KOBRA氏の作品の一つで、ニューヨークの街とその周辺には15程彼の作品が展開している。彼の独特のスタイルは白黒のリアルな絵にレインボーカラーをアレンジするオリジナル性を持っている。

 写真で観るとこの壁画は大きく見えるが実際に見るとそうではない。絵が描かれているビルも古くてしよぼい。しかし、不思議なものだ’と感じる。数ヶ月前までは、ああなんか絵があるなぁ。という程度で意識が行かなかったのであるが、今日、この絵をチラッと観るととても大きく見える。そして、その意味と有り方を考えさせられている。

 

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ゴールデンタイムを征服せよ

2022年03月21日 | ロクマル日記

 先週の日曜日の朝は薄い雪に覆われた氷点下であったが、今日の日曜の朝は10度を超える暖かい朝であった。僅か10度の温度差でランクル60のエンジンの掛かり具合が大きく異なるのは、ランクルにも感情があるのだと思わされる。朝日が昇って直ぐにエンジンを温め走りに出かけた。晴れた日曜日の早朝は最高の条件となる。空気が新鮮で車が少なく、ただただ走っていて楽しいの一言に尽きる。道が空いているので容易に街を抜けることが出来る。走り出して10分程で緩やかなワインディングのあるハイウェイに入る。アクセルを強く踏んで車の調子を探る。15分程北上してハイウェイから降り、その後信号の少ない下道を風を感じながら戻ってゆく。一時間にも満たない走行時間だが至福の時間であった。移動の為の運転ではなく過程を愉しむ為の運転。古い車であるが故に車の調子が気になり、それが車との対話となる。晴れた休日の早朝はまさにゴールデンタイム。人生におけるこの時間をCONQUER(征服)する為に手元にランクル60があると言っても過言ではない。

 

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イマジン

2022年03月13日 | ランクル ドライブ

 3月ももう直ぐ半ばだというのに寒い日々が続いている。朝日が昇ってくるパリセードパークを一人でランドクルーザーに乗って北上しながらジョンレノンのイマジンを口ずさむ。レノンの声をイメージしながらも、現実は他人の前では披露出来ない音痴な音程である。平和とは何か?平和とは戦争と戦争の間にある時間帯の事だとある人が語っていたのを思い出す。今までレノンのイマジンは社会主義の理想を歌にした様に思っていたが、この歌は主義を超えた究極の理想を描いた想像の様だ。具体的にイメージすると日本の縄文時代を形容した歌詞である。世界は平和とは対極にありイマジンは言葉の通り想像として存在している。20世紀は戦争の時代であったと言われるが21世紀の最初のクウォーターもそうである。ニューヨークではパンデミックが落ち着いてきたなと思って一息入れていると、原油の高騰によりインフラが加速し、世界的に不安なニュースが社会を覆っている。このような時世に個人で出来る事などしれている。外の空気は春の気配を運んで来ている。今人はただイマジンを口ずさみながらアクセレーションを加速させるしかない。

 

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