ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

情報は後ろから追いかけてくる

2019年02月24日 | ロクマル日記

世界最大のトヨタパレード、南米コロンビア 2017年11月 Petrolicious より、

 自宅から出てランドクルーザーを走らせていると、すぐ後ろを走って付いてくる90年型の白いSUVが気になった。交差点を曲がってショッピングモールの駐車場に入ってもくっ付いて来る。広い駐車場を横切って、あるお店の前に停止するとそのSUVは僕のランクルの後ろに停まった。エンジンを止めてランクルから降りるとSUVの窓を開けておっさんが嬉しそうに話しかけてくる。『お前に会いたかったんだ!』/と。

 彼はプエルトリコ生れのアメリカ人で、車で時々我が家の前の道を通り過ぎる度に路上に停めているブルーとシルバーのFJ60が気になっていた様で、何時か機会があればオーナーと話がしたいと思っていたとの事。彼は仕事や交友で中南米とカリブ海の島々を行き来しており、南米とカリブ海の島々には旧型のランドローバーとランドクルーザー、ウィリスジープ等が多数健在している事などを教えてくれた。立ち話の最後に名刺をくれて、もしランドクルーザーを売る意志があれば連絡をして欲しいとの事。自分では全く意識していないが、観る人は観ているのだなぁと思った。

 自宅に帰って南米の情報を検索すると彼の語っていた内容に確信が付いてくる。例えは、コロンビアにおいて、世界最大のトヨタパレードはギネスブックに承認されている事を知った、情報は後ろから追いかけてくるものなのだな。ところで、南米やカリブ海の人々は新しい車が高価で買えないから古い車を好むのか、或いは古い車の方が好きなのか?という問いに、人によって嗜好は様々だが、俺らみたいな奴がいっぱいいるとの事であった。

 

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アメリカ四駆、次のキーワードはアドベンチャー

2019年02月23日 | 日記

 発行ナンバー3のTRAILS 誌。このサブタイトルは The 4x4 Adventure Magazine である。最近この Adventure というキーワードをよく目にする。ここ10年程でアメリカに Overland というキーワードが浸透し Overland と言うと四駆愛好家達はそのイメージを連想する事が出来るようになった。個人的な勝手な見解に過ぎないが、Overland 以前は Crowl であり、その前は Off Road の時代が長く続いたと捕らえている。ただ、時代の象徴的なキーワードの流れは例えば昭和から平成の様に時代のはっきりとした区別ではないので、いずれのキーワードも肩を並べて同時進行の様相を見せている。アメリカにおける次の四駆のキーワードが Adventure だと捕らえるのは雑誌やサイトでそのキーワードをよく目にする現象もそうであるが、以下の様なイベントが今年(から?)開催される事にもよる。

 

 Fourwheeler 誌による Overland Adventure は今年5月のアリゾナ州において2泊3日のキャンプを得ながら開催されるイベントである。そして、このイベントは今年の5月17日から開催される Overland Expo West の枝的なイベントとなっており、エクスポの会場がゴール地点となっている。もともと アドベンチャーとは包括的な要素を持ったキーワードで四駆アクティビティの分母であったのである。以前はアドベンチャーというキーワードは一部の特殊な人々に対してのみ使われていたが、今では誰でもアドベンチャーと名乗る事が出来る時代になった。そこが時代の変化の現象であり、時代の変化と共に Adventure のキーワードは四駆の世界において、雪が解けて土が姿を現すようにあちらこちらに出現してきているのだと感じている。

 

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トムシェパードがGワーゲンの後に手に入れた車両

2019年02月22日 | OVERLAND VEHICLE

 2012年秋の Jonathan Hanson 氏の報告によるとシェパード氏は G ワーゲンを手放して Jeep Wrangler に乗り換えた。4ドアのリミテッド (LWB) ではなくて2ドア (SWB) 、エンジンはアメリカでは販売されていない4気筒のターボディーゼルエンジンでオートマチックである。シェパード氏はこのラングラーでアルジェリア等のサハラを一人で旅をする為に後部座席のシートは勿論、助手席のシートも外して車内で足を伸ばして眠る為のスペースを確保している。2ドアラングラーを選んだのは氏の根底思考にあるオーバーランドビークルは軽さが命という課題に応える選択であったのであろうと理解している。

 それにしても、シェパード氏がラングラーを選んだのは不可解ではある。サハラ砂漠、アフリカの僻地においてはトヨタのランドクルーザーやハイラックスが移動の為に最も多く活用されている車両である。アフリカ大陸で走っている4WDの70%はランドクルーザーであり、信頼性と部品の供給性が他の車両に比べて高い事はよく知られているにも関わらず氏はなぜランドクルーザーを選ばなかったのであろうか? 彼は英国人であり自国の象徴的アイコンでもあるディフェンダー系は現在も沢山アフリカ大陸で活用されている実績があるのに、氏はなぜディフェンダーを選ばなかったのだろうか? それは、シェパード氏のキャラクターが他人と同じ事をやるのは面白くない!と表現している様にも感じる。おそらくシェパード氏はランクルもディフェンダーも考慮したであろうが、最終的には彼のロージックではなくてインスパィヤーがラングラーを選択したのではないかと思っている。(スポンサーが付いていなければの話ではあるが...)それは、ひょっとして彼の少年時代の記憶にあった The Rat Patrol が甦ったのかも知れない。それらは全て僕自身の妄想に過ぎない。

 シェパード氏がなぜSWBジープラングラーを選んだのか?という問いは、我々がオーバーランドビークルを選び考える時の問い掛けになる遺産となったのである。

 

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トムシェパードがサハラ砂漠で使っていた車両

2019年02月21日 | OVERLAND VEHICLE

 Tom Sheppard 氏とは、僕が尊敬している Jonathan Hanson 氏が自身のメンターと呼ぶ存在である。彼はインド生まれの英国人で現在は英国に住在。彼は50年以上の長い期間に及んで北アフリカのサハラ砂漠を中心にオーバーランド旅行を重ね、それらの体験や、そこから得られたアドバイス等を幾つかの書籍に残している。Overland Journal による彼の紹介は以下である。

 

Tom Sheppard

Tom Sheppard Tom’s overlanding experienc spans over 50 years and 110,000 miles, including three UK–Gulf journeys (one through pre-tarmac Saudi Arabia), off-tracks exploration in Northern Africa, and the first-ever lateral crossing and continuous gravity survey of the Sahara from the Atlantic to the Red Sea, for which he gained the Royal Geographical Society’s Ness Award. Tom is, as he puts it, “CEO, MD, author, photographer, designer, and postal clerk” at Desert Winds Publishing in the UK, from which have emerged the Vehicle-dependent Expedition Guide, Four-by-four Driving, The Nobility of Wilderness, and Quiet, for a Tuesday— the story of his 16th foray into the remotest regions of the Algerian Sahara.

 

 

 サハラ砂漠を何度もオーバーランディングする為にトムシェパード氏が使用していた車両とはいったいどういった車なのであろうか?それは大変興味のある関心事である。何故ならばリアルアドベンチャーが実用で使う車両であるからだ。それは Mercdes-Bentz Gelandwagen であった。

 

Mercedese-Benz G type 463 Commercial

 メルセデスのGワゴンと聞くと高級車を想像するかも知れないが、実は英国内で2001年から発売された Type463の商用車である。ディーゼルターボで5気筒と6気筒が存在したがどちらが使用されていたかは不明、おそらく、軽さを重視するシェパード氏は5気筒を使っていたのではないかと思われる。写真で見る限りベースはノーマル車である。見れば分かるがウインチバンパー、ウインチも無い、ルーフラック、ルーフテントも無い。室内にはGPSが装備されアイスボックスが並んでいるが、シンプルな商業ワゴンである事が理解出来よう。こう見るとシェパード氏はアンチテクノロジー思考者なのかと理解されそうだが、2009年にオーバーランドジャーナルの編集長のScott Brady 氏がロンドン郊外のシェパード宅を訪れた時に彼の書斎で見たものは複数のマックコンピューターやシステムであり、シェパード氏はテクノロジーの活用を好む人物である事を実感している。サハラという過酷な条件下でオーバーランドの旅に何度も使用された車両は我々がオーバーランドビークルと称し、その具体的な存在を示す一台の実態車としての見本となる存在である。

 

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Jeep Gladiator

2019年02月20日 | NEW CARS

 2020年型のJeep Gladiator がこの2019年の春から発売される。ジープブランドのピックアップトラックの復活である。このラングラーのボディを持つピックアップトラックは今までAEV(American Expedition Viheicles) がBrute DC350 の名前でラダーフレームを延長しキットである荷台を取り付けた特別仕様車を製作していた過程があり、多くのジープ愛好家達から待望されたモデルである。大まかなスペックは3.6LのV6でホィールベースは137インチである。Gladiator には4つの仕様車が有りその一つの名前が Overland と言うのが嬉しい。これによって Overland という知名度と関心が高まる可能性がある。Jeep はWrangler JK を発売してから随分と長い時間を掛けて慎重にピックアップを考熟してきた感がある。もうすぐ春、街でJeep Gladiator を見掛けるのがこの春の楽しみである。今度ショールームに行ってみようと思っている。

 

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Landcruiser BJ74

2019年02月18日 | LANDCRUISER

 25年ルールに乗って日本からアメリカに正式に輸入された Landcruiser HJ73。

 

 80年代の70系ランドクルーザーは正式に米国には入って来ていないが、そのシンプルな機能と信頼性、そしてモディフィケーションのやり易さからランドクルーザー好きな人々には静かな人気が継続している。上の2枚の写真は Expeditionpotal で紹介されている輸入された時のままのBJ74で、日本で使用されていた時のオリジナルな容姿である。そして以下は昨年の Overland Expo West において展示されていた Overland Journal 誌の所有車としてモディフィケーションが施された同じBJ74。

 

 サイドのディケールを剥がし、足回り、前後のプロテクションにウィンチ。バックミラーもフロントからサイドへ、さらにシュノーケル。内装もセンターコンソールをはじめカーゴスペースには収納ケース、冷蔵庫などが装備されている。更にウォータータンクと燃料タンクも追加装備されている。このHJ73は日本で使用された後に主にオーストラリアのアウトフィッターが装備されたアメリカ仕様となった。このHJ74は現在もアリゾナ州等の荒野でルートの調査等に実用使用されている。宿泊にはグランドテントを積み込み、ルーフテントでは無い。このモディフィケーションを執行したのはユタ州の Proffitts Cruiser である。彼らは世界の7大陸を走破した78トゥルーパーを製作したノウハウをこのHJ74に活かしているので、選択されたパーツや仕様はモディフィケーションの見本となりゆる一台として存在感を保っている。

 

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視界のいいクルマとは

2019年02月15日 | ランクル ドライブ

 

 クルマのステアリングを握った時に、視界がいい、という事は車の運転においてとても大切な要素である。では具体的にどんなクルマが視界の良いクルマなのであろうか? 近年、様々な機会に新しいクルマを運転するが、何時も自身が運転しているランドクルーザーに比べると視界が悪く運転に不安の要素が有る。太いフロントピラーには死角が生じ、ギアをバックに入れるとスクリーンに後方の映像が映し出されるが、それは言い換えればスクリーンに光景を映さなければ後ろが確認出来ない設計であるという事である。視界のいいクルマは街中でもオフロードでも運転に安心感が伴う、徳大寺有恒氏に代弁していただくと、『視界のよいクルマとは、たんにフロントガラスを通じて景色が広々と見えるということだけではない。もちろんそれも大事だが、もっと大事なのはボディの四隅がはっきり確認できるという事だ。』座席に座ってステアリングを握った時にボディの四隅が確認出来るクルマが視界のよいクルマである。とおっしゃている。ランドクルーザーに乗ると安心感があるが、それは車体の大きさやエンジンのパワーからくる要素だけはなくて、四隅がしっかりと確認出来る事からくる運転のしやすさが安心感や取り回しの良さに繋がり、人々を引き付ける要因の一つになっているのではないかと思っている。

 

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4WD と AWD

2019年02月13日 | ロクマル日記

 路上に白く雪が積もる事があっても、まだ一度もランドクルーザーのマニュアルギアを4x4に入れて走破した事がないのがこの冬である。ランドクルーザーは4WDかAWDかが小さな議論となった。どちらも意味的には同じではあるが、僕はハッキリとランドクルーザーは4WDであると答えた。多くの人がこの質問に対して適切な答えを持っていない様子で返答は曖昧だったり頭でっかちな知識であったりする。トヨタランドクルーザーは40、50、そして60系においてもハッキリと大きくその背後に4WDの表示が示されている事から、ランドクルーザーらしさの一つがその備え持っている4WDの機能である。ここアメリカにおいてはラダーフレームを備えたジープやピックアップトラックは4WDと称され。そして、近年のSUVで四輪駆動車のものをAWDと呼ぶ傾向にある。そのAWDの表示はSUVやセダンの背後に記されている車体も多い。4WD、AWD共に四輪駆動の機能を持ってはいるがその表示における違いはなんであろうかと考えてみた。4WDとAWDには見えざる境界線がある様に感じる。その違いを適切な表現で形容するならば、それは男と女であろう。つまり四輪駆動車において4WDは男性的、AWDは女性的な示しであるという事だ。実際に車に雄と雌が存在するなど馬鹿な話ではあるがそうやって考えるのもおもしろい事だと思った。近年AWDの表示が増えてきたのは自動車業界は女性の時代に舵が取られている現象。そういった中でランドクルーザー4WDはボス猿的な存在であり、多数の乙女の視線が集まる対象となりやすい。明日はバレンタインディ、朝から4WDのランドクルーザーで出かけます。

 

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古いランドローバー

2019年02月09日 | VINTAGE CARS

 今週は先週と異なり日中の気温が10度を超える様な春を感じさせる穏やかな日々が続いた。ニューヨークの郊外の静かな住宅街にある一軒の御宅を訪れた時、道を挟んだ反対側の住宅の前に見慣れた一台のクルマが停まっていた。1960年の後半から70年初頭のランドローバーのシリーズ。シリーズ2かシリーズ3かは疑問に残る所ではある。オリジナルペイントで外見はやれてはいるが、タイヤには空気が充填されており、近年にデザインされたナンバープレートが付いている事から実用車として使用されている様子。車体の下部の錆が少ない事から西部か南部で使用されていた車体の可能性が高いと思われた。

 

 一緒にいた人々の一人が『旧車は御金持ちが乗る車だ。』と言った。僕を知る友達と僕は目を合わせて笑った。それは事実であるが同時に間違いでもあるからだ。

 

 これがランドローバー、これこそオリジナルというオーラが漂っている。今の時点に立つとランドクルーザー60も旧車ではあるがランドクルーザー60が製造販売されていた80年代にはランドローバーのシリーズは既に旧車であった事から旧車としての格が異なるという結論である。ニューヨークの郊外の個人住宅地には大きな邸宅や庭が展開するが、そこに良く手入れされた一台のランドローバーがある事によってその家の雰囲気がグレードアップする様な気がする。それは、よく流行っているイタリアンレストランの前の路上からよく見える駐車場に駐車係の兄ちゃん達が高級車を並べる意図があるのに似ている。僕らは現在車を一つの単品として捉える癖が付いているのかも知れないが、車を家の一部、街の一部として捉える思考はその車に乗り続ける為の隠れた理由として存在していると感じる時間であった。

 

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PRESERVATION or RESTORATION

2019年02月07日 | VINTAGE CARS

 PRESERVATION or RESTORATION とは日本語に訳すと保存か復元である。これは旧車を取り挙げる時に人がその車体に対峙する時の姿勢であるが、方向性は二つの方向とは限らずにその間にある複数の選択も有り例えば CONVERSION (変換)などがそうである。僕は今まで自分のランドクルーザーをノーマル(クルマが市販された時の状態)と伝えていたが、これからは 自身のロクマルを他人に対して表現する時に PRESERVATION という言葉を使っていこうと思っている。なぜならばそこには意識や決意の様な磁力を感じるからである。具体的な表現をするならば、あえて、手を加えないで使い込む道具であって RESTORETION の誘惑をはねつけている。という事である。RESTOTATION と聞くと旧車が行くべき一つのゴールを感じるがノーマルと言うと何もやっていないオーナーの言い訳の様にも感じる。こらからは堂々と PRESERVATION と語る事によって RESTORATION と型を並べる意識が持てる様な感覚がある。僕はランドクルーザー60を PRESERVATION している。ものは言い様ですね。

 

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ランクルの走破性を確保するモード

2019年02月04日 | ASAP and AFAN

 障害物を越えて走り易くする為に自身の車のモードを変えるという思考をロクマルに当てはめてみた。ランドローバーのドライビングテクニックの項目に自身の運転する車を知るという内容があり、路上の障害物に遭遇した時に車下のトランスファーケースの位置を考慮してラインを定めて前進するというアドバイスがある。

 

 自身の車を知るという観点からロクマルのトランスファーケースは後部の右寄りに存在する、そしてそのトランスファーケースの下が一番低く障害物に当り易い箇所である。そしてトランスファーケースの後ろにはスペアタイヤが張り付いており車下のクリアランスはノーマル車高のロクマルは決して高いとは言い難い。

 

 ノーマルのロクマルをオフロードモードにするにはどうしたらよいのか?それは、後ろ下のスペアータイヤを外して中にしまい込む事です。これだけで車下のクリアランスが向上し深い轍や障害物を車下のトランスファーケースの位置を考慮しながら(これをテクニックと呼ぶのであろう)ステアリングを握る事で走破性が多少向上するはずです。これはランドクルーザーのポテンシャルを発揮する為の一つの手法である。普段はタイヤを取り外す必要はないが、いざという時に知っておくと足しになる事であろう。

 

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走行中に突然エンジンが止まった時の事を常に想定しておくべき

2019年02月02日 | 日記

 僕の良く知っている女性が下り坂の途中で運転中に突然車のエンジンが停止してしまい大変怖い経験をした。原因は電気系統のトラブルであった。エンジンの停止と共にパワーステアリングが機能を失いハンドルは両手で力を込めやっと少し動く状態。そしてそれ以上に怖いのがブレーキである。エンジン停止後最初の一踏みはアシストが残っているのでまだブレーキは利くはずであるが直ぐにアシストを失うのでスピードコントロールは不可となってしまう。コントロール出来ない車は凶器となって恐ろしい展開になる所であったが幸いアシストの効いた最初のブレーキングで減速し最後は手元のハンドブレーキを思いっきり引いて停止し何とか難を逃れる事が出来た。走行中にエンジンが停止する様な事は新しい車では起こる事ではないが、僕はそういう経験をロクマルで何度か経験しているのでクルマがコントロールを失った時の怖さには実感がついてくる。

 エンジン停止などのトラブルを防止する為に日頃のメインテナンスがまず大切であるが、それでも走行中にエンジンが止まった時とっさにどうするのか?こういった出来事を事前に想定しておく必要もある。その為に知識を整理しておく事は大切な事である。ポイントは、すみやかに安全に停止するという事。ニュートラルでない状態ならばエンジンブレーキが掛かる。パワーステアリングは効かない。ブレーキも利かない。(ブレーキは最初だけはアシストが残っているので効く可能性はある)ハザードサインを出す。ハンドブレーキも活用する事。ハンドブレーキ(パーキングブレーキ)は実は思った程静止力はありません、それはハンドブレーキを引いたまま走行した経験がある人には分かります。しかし、低速時ではハンドブレーキは効力を発揮します。そして車を静止させる為には筋力も必要です。足でアシストの効かないブレーキペダルを強く押す力、腕でハンドブレーキを引く力、その力を支える為にパワステの効かないハンドルを押さえる力です。運転をしながら、もしここでエンジンが止まったら、と、最悪の事態を繰り返し想定する事もロクマル乗りにとっては必要な心構えなのであると思っている。

 

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