(日経10/17:1面)
トヨタ自動車は主要市場の日米で販売するすべての乗用車に通信機能を標準装備する。2016年をメドに新型車への搭載を始める方針だ。各種センサーを通じて走行状況などの情報を常時取得する。集めた膨大なデータを活用して、運転支援などの新サービスも開発する。日米の年間販売が約400万台に達するトヨタの標準化によりコネクテッドカー(つながる車)=総合2面きょうのことば=の普及が加速し . . . 本文を読む
(日経10/16:総合1面)
ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)とハイブリッド車(HV)や自動運転の中核技術を共同開発する検討に入った。両社は燃料電池車(FCV)の開発で提携している。トヨタ自動車が2020年をめどに自動運転車の実用化やFCVを量産するなど先端技術を巡る競争が激しくなっている。ホンダはGMとの提携拡大によって開発期間の短縮やコスト競争力の向上につなげる。
ホンダの八郷隆 . . . 本文を読む
(日経10/16:社会面)
自動車メーカーが開発競争でしのぎを削る「自動運転車」の実用化に向け、警察庁は15日、来年度中に公道での実証実験の指針を作成するなど法的課題の検討を始めると明らかにした。政府は2020年をめどに法整備を目指す方針だが、「ドライバー不在車」による事故の責任やハッカー対策など課題は多い。
法的課題の一つは自動運転車が事故を起こした際の責任の所在だ。自動運転車では、事実 . . . 本文を読む
(日経10/15:企業総合面)
電機大手が自動運転技術の開発を加速している。日立製作所は歩行者の行動を先読みする技術を開発し、三菱電機は人工衛星などと連携したコンセプト車を試験走行した。情報インフラや家電の開発で実績を持つ各社が競うことで日本発の自動運転技術が早期に実現する可能性が出てきた。
三菱電機のコンセプト車は高精度の位置情報を使って車体を制御する
日立製作所は14日、歩行者と . . . 本文を読む
(日経10/9:企業面)
米IBMは8日、人工知能(AI)技術を活用した新型コンピューター「ワトソン」に関する説明会を都内で開き、自動運転技術やロボットの分野での活用に期待を示した。自動運転については「日本国内の自動車メーカーから問い合わせを受けている」(IBM基礎研究所のバイスプレジデントのダリオ・ジル氏)と明かした。
自動運転への具体的な利用方法は「どのように取り込めるか検討している」 . . . 本文を読む
(日経10/7:企業総合面)
トヨタ自動車は6日、高速道路上で車線変更や合流、追い越しが自動でできる市販車を2020年ごろに発売すると発表した。これまでは自動運転につながる技術は「あくまで運転支援が目的」という立場だったが、一歩踏み込む。IT(情報技術)大手も巻き込んだ自動運転車の実用化に向けた競争はより激しさを増しそうだ。
トヨタは従来、自動運転車の製品化には慎重だったが、技 . . . 本文を読む
(日経10/02:企業面)
ディー・エヌ・エー(DeNA)は1日、2016年初めをメドに神奈川県で自動運転車を公道で走らせる実証実験に取り組むと発表した。同県藤沢市周辺で約50人のモニターを募り、モニターの自宅から総合スーパーまで自動運転車で送り迎えする。
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(日経10/01:1面)
政府は来年初めから、運転手が乗らずに目的地まで乗客を運ぶ自動運転タクシーの実証実験を始める。乗客の自宅からスーパーまでの間を走り、高齢者などの買い物を支援する。東京五輪が開かれる2020年までに実用化したい考えだ。
内閣府が1日、地域限定で規制を緩和する国家戦略特区の事業として発表する。自動運転タクシーの事業化を目指すディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社、ロボット . . . 本文を読む
(日経9/19:投資情報面)
大手電子部品各社は自動車向け事業の収益構成比率を高める。日本電産は同事業の営業利益を2021年3月期に前期比約7倍、TDKは18年3月期に同2倍強に増やす。現在主力のスマートフォン(スマホ)向けは中国景気の減速など需要や価格変動の影響が大きい。安全・快適運転や自動運転など車のIT(情報技術)化を背景に受注が拡大する自動車向けを伸ばし、安定した収益成長をねらう。
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(日経9/11:企業面)
米グーグルの研究開発部門「グーグルX」のトップを務めるアストロ・テラー氏は10日、日本経済新聞の取材に対し、開発中の自動運転車について「日本でも様々な企業と話し合いを続けている」と述べ、複数の日本企業と提携に向けた交渉に入っていることを明らかにした。さらに「自前の工場は持たない」と語り、事業化の段階では生産委託などの形で自動車メーカーの協力を仰ぐ方針を表明した。
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(日経9/1:企業面)
パイオニアは自動運転車に搭載し、周囲を3次元で把握できる計測機器を開発した。光ディスクの読み取り技術や既存設備を活用し、従来より低コストで製造できるのが強み。自動運転車分野に参入し、年間売上高350億円の事業に育てる。
グーグルが試作した自動運転車のプロトタイプ(グーグル提供)
レーザー光を使った3次元計測機器は自動運転車両の「目」として安全確保のため搭載さ . . . 本文を読む
(日経7/25:国際2面)
【フランクフルト=加藤貴行】欧州の自動車産業で、自動運転技術に欠かせない「地図」を巡る合従連衡が目立ってきた。BMWなどドイツの高級車メーカー3社は地図・位置情報サービス大手の独ヒアを共同買収する方針を固めたほか、部品メーカーも活発だ。独ボッシュはオランダのカーナビゲーションシステム大手とデジタル地図を共同開発。成長が見込める自動運転について日米企業との開発競争で優位 . . . 本文を読む
[サンフランシスコ 25日 ロイター]
米グーグル(GOOGL.O)は25日、最新の試作車を利用した自動運転車の実証試験を米カリフォルニア州マウンテンビューの公道を利用して開始したと発表した。実験に利用している最新の試作車はこれまでの「レクサス」を利用した試作車と同じ自動運転ソフトを搭載。
自動運転機能を備えているが、取り外し可能のハンドルのほか、アクセル、ブレーキペダルも装備しており、実 . . . 本文を読む