日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

東証10/19:反落、利食い優勢 売買代金は2カ月ぶりに2兆円割れ

2015年10月20日 | 株式全般
[東京 19日 ロイター]
日経平均
終値      18131.23 -160.57
寄り付き    18282.78
安値/高値   18078.43─18314.09

TOPIX
終値       1494.75 -11.09
寄り付き     1505.16
安値/高値    1489.11─1507.44

東証出来高(万株) 187544
東証売買代金(億円) 19952.02


 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落。様子見ムードが強い中で前週末にかけて上昇した反動などから利益確定売りの動きが優勢だった。日中には予想をやや上回った中国経済指標を受けて、買い戻しを主体とする戻り局面もあったが、上値は限られた。円相場の強含みや中国株の下げ転換などが重しとなり、さえない値動きとなった。

 東証1部の売買代金は1兆9952億円と、8月17日以来、約2カ月ぶりに2兆円を下回った。

 前週末の欧米株は上昇したものの、円相場がやや強含みとなったことから外需株を中心に売りが先行。鉄鋼や非鉄金属、商社など中国関連銘柄への売りも目立ち、日経平均の下げ幅は一時200円超となった。

 日本時間午前11時に発表された7─9月期中国国内総生産(GDP)成長率が前年比プラス6.9%と、事前予想(6.8%増)を小幅に上回ると中国景気減速に対する過度な懸念が後退。日本株も買い戻し優勢となり、日経平均は一時プラス圏に転じる場面がった。

 ただ上値を買い上がる投資家は少なく、上海総合指数 などがマイナス転換すると、日本株も再び軟化した。「国内企業決算の発表本格化を前に投資家の様子見姿勢が強い中、中国株などに左右されやすい地合い」(東洋証券ストラテジストの土田祐也氏)と指摘され、方向感の定まらない展開だった。

 個別銘柄では、好業績銘柄への買いが目立った。2015年4―9月期利益予想の上方修正を発表した明治家運 や戸田建設 がともにストップ高となったほか、資生堂 も続伸した。

 半面、ジャフコ が軟調。19日の寄り前に発表した2015年4─9月期の中間期連結業績が減益となったことを嫌気した売りが出た。横浜マンション問題が引き続き嫌気され、旭化成 や三井住友建設 が売り優勢だった。

 東証1部騰落数は、値上がり636銘柄に対し、値下がりが1156銘柄、変わらずが109銘柄だった。   (杉山容俊)


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