(日経7/14:総合2面)
任天堂は13日、岩田聡社長が11日に胆管腫瘍で死去したと発表した。6月26日の株主総会で再任されてわずか2週間後の急逝だ。岩田氏は「ニンテンドーDS」などのゲーム機をヒットさせ一時は株式時価総額を10兆円まで伸ばした。スマートフォン(スマホ)ゲームに押されるなか業績回復を目指す矢先の死。「カリスマ」亡き後の任天堂はどこに向かうのか。
岩田氏の死去は英国放送協会 . . . 本文を読む
(企業総合面)
アシックスは1日、国内で350人の早期希望退職を募集すると発表した。国内事業の統括子会社と販売子会社を統合し、来年1月に新会社を設立するのにあわせ、両社とアシックス本体の国内従業員の合計2070人のうち約17%の削減を見込む。海外では好調だが国内は赤字のため人員削減で収益力を高める。
アシックスが希望退職を募るのは、スキー用品の販売不振などで業績が低迷し、経営再建のために15 . . . 本文を読む
〔15.5.09.日経新聞:企業2面〕
任天堂の岩田聡社長は8日、日本経済新聞の取材に応じ年内にもアジアや南米などの新興国でスマートフォン(スマホ)ゲームを投入する方針を明らかにした。ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同開発するゲームが対象となる。任天堂は日本、米国、欧州向けが連結売上高の9割以上を占め、新興国市場の開拓が課題だった。岩田社長は「(新興国でも)スマホなどで任天堂のキャラクターに触 . . . 本文を読む
〔15.5.08.日経新聞:総合2面〕
任天堂は7日、2016年3月期の連結営業利益が前期の倍の500億円になりそうだと発表した。据え置き型ゲーム機「Wii U」向けソフトの販売拡大と、提携先のディー・エヌ・エー(DeNA)と組んだスマートフォン(スマホ)向けゲームが後押しする。ただ屋台骨の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」で販売減を抑えられず、復活に向けて視界が晴れたわけではない。
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〔15.3.21.日経新聞:企業1面〕
ミズノはトヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」向けに炭素繊維部材を増産する。トヨタがミライの増産計画を進めているため、今年秋をメドに岐阜県の工場で高圧水素タンクの補強材の生産能力を3倍にする。ミズノは1970年代からゴルフクラブなどで炭素繊維の精密加工技術を培ってきた。今後は自動車などスポーツ分野以外で顧客を開拓し、新たな成長事業にする考えだ。
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〔15.3.14.日経新聞:投資情報面〕
1位「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」、2位「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」……。昨年の国内ゲームソフトの販売本数ランキングで任天堂のゲーム機向けソフトが上位10本を独占し、5本が200万本を超えた。
黒字にこだわり
「日本のゲーム史で初の快挙」と岩田聡社長は喜ぶ。だが多くは過去のヒット作の続編。業界では「黒字にするため手堅い . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:投資情報面〕
TASAKIは12日、2015年10月期の連結純利益が前期比43%増の16億円になる見通しだと発表した。従来予想を2億円上回る。同日発表した14年11月~15年1月期決算が想定を上回ったことを反映した。真珠のネックレスなど宝飾品の販売が伸びた。売上高予想は8%増の206億円と5000万円上方修正した。
14年11月~15年1月期の純利益は前年同期の2 . . . 本文を読む
〔15.3.6.日経新聞:マーケット総合2面〕
任天堂株が堅調だ。2月17日から3月3日まで11営業日連続で上昇した後、4日に下落したが、5日は急反発した。一時前日比5%(620円)高の1万3625円まで上げ、2014年12月10日以来約3カ月ぶりの高値水準を付けた。米運用会社キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが5日提出した大量保有報告書で、任天堂株の保有割合を13.4 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:アジアBiz面〕
コクヨの1980年代の「キャンパスノート」(右)と、中国最大手の「Gambol」ノート(右)
“コピー企業”を取り込め――。文具・事務機器のガリバー、コクヨが独自の手法で中国進出を本格化している。オフィス家具市場でコクヨのコピー品を作っていた企業と提携し、高い品質の商品を従来の半分の価格で売り出すことに成功した。自社の模造品を作る「敵」でも活用で . . . 本文を読む
〔15.3.3.日経新聞:投資情報面〕
インドで展開する専用売り場「ピジョンコーナー」(同国北部チャンディーガルの専門店)
ピジョンは2日、2016年1月期の連結純利益が前期比5%増の89億円になる見通しだと発表した。中国向けの育児用品が貢献し、6期連続で最高益を更新する。配当は3円増やし年108円とする予定だ。国内は少子化の影響で頭打ち傾向にあり、海外の一段の強化が持続的な成長への課題と . . . 本文を読む
〔15.2.17.日経新聞:投資情報面〕
筆記具大手3社の2014年12月期連結決算が、16日出そろった。パイロットコーポレーションと三菱鉛筆は主力商品が海外で伸び純利益が過去最高になった。セーラー万年筆は、海外売上高比率も低いうえ、万年筆などの筆記具が伸び悩み、最終赤字だった。商品力と海外売上高比率が明暗をわけた。
パイロットは売上高が前の期比9%増の902億円、純利益が64%増の89 . . . 本文を読む
タカラトミーは10日、2015年3月期の連結最終損益が14億円の赤字(前期は2億3200万円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想(3億円赤字)から11億円下方修正した。国内でトレーディングカードの販売が想定に届かないほか、欧州では競合他社との価格競争が激化している。
売上高は4%減の1490億円と従来予想を110億円下回る。円安が進み、アジアで製造する玩具の原価が約20億円上昇するほか . . . 本文を読む
〔15.2.7.日経新聞:企業1面〕
アシックスはインドに本格進出する。このほどデリー近郊に販売会社として「アシックスインディア」をつくり、4月からスポーツ用品店などに直接販売を始める。インドの国民的スポーツであるクリケットのプロチームなどとスポンサー契約を結ぶことも検討しており、ブランド力の向上を急ぐ。
アシックスはインドでランニング用品を中心に、バドミントンやバレーボールといった屋内スポ . . . 本文を読む
〔15.2.6.日経新聞:企業1面〕
任天堂の岩田聡社長は日本経済新聞の取材に応じ、今後の戦略について販売価格が数百円の割安なソフトなど品ぞろえを増やして「従来とは異なる選択肢を顧客に示したい」と語った。今年は有力ソフトの投入なども計画しており、収益は回復に向かうとの考えを示した。
まず、低価格ソフトを増やす。スマートフォン(スマホ)向けゲームや過去のソフトを主力の携帯型ゲーム機「ニンテンド . . . 本文を読む
〔15.2.5.日経新聞:投資情報2面〕
ヤマハは4日、2015年3月期の連結純利益が前期比8%減の210億円になる見通しだと発表した。工場売却に伴う特別損失が響いて減益となるが、従来予想は20億円上回る。海外で楽器販売が想定より拡大する。年間配当は従来予想より3円多い30円(前期は27円)に上方修正した。
楽器事業は北米や中国で電子ピアノの販売が好調で、高価格品の販売拡大で利益率も改善する . . . 本文を読む