男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1391  きつね丼

2023年03月17日 | ご飯類
レシピは丼もの二題、「きつね丼」と「他人丼」です。「きつね丼」は油揚げと玉ねぎを甘辛く煮たのをご飯にかけた丼で卵は加えません。卵を加えると「あぶ玉丼」(京都では「衣笠丼」という)になってしまいます。油揚げはフカフカにあげた「薄揚げ」を使いました。豆腐の形が残る分厚い油揚げ(品名=京揚げ)を使うとボリュームがあります。
「他人丼」は牛肉と玉ねぎを甘辛く煮て卵でとじたのをご飯にかけた丼です。卵を加えないと「牛丼」になります。親子丼が鶏肉と卵で親子、牛肉と卵は(親子でなくて)他人なので「他人丼」と言いますが、関東では「開化丼」の呼称で牛肉以外に豚肉も使うようです。関西の「他人丼」の場合、基本的には牛肉と卵で豚肉は使いません。
今回レシピを丼ものにしたのは、孫息子に教えるために作りました。彼(孫)は東京の大学に合格したので、一人住まいになります。宿舎は学生相手の食事付きが良いと(私は)すすめましたが、自すると言う。それを聞いた世話焼きのじーじが、頼まれもしないのに考えたレシピです。ポイントは
①作りやすい、②栄養バランスがよい、③食材費が安い・・の三つにしました。
「作りやすい」の内容は、①包丁作業が少ない、②食材と調味料の種類が少ない、③調理時間が短い
・・の三つです。食材費は、「きつね丼」が100円、「他人丼」が500円でした。

油揚げと玉ねぎを刻んで「すき焼きのたれ」甘辛く煮たのをご飯にかけた丼です。油揚げが
具材なので「きつね丼」としました。油揚げは「油抜き」のテマは省いても構いません。安い
費用で、短時間にできてしかも栄養バランスの良い丼です。卵を割り入れてもよろしいです。

材 料 ・・1人分

ご飯 普通盛り 150g
油揚げ 1枚 30g ・・熱湯に湯通しして6~7ミリ巾の細切り
玉ねぎ 1/2こ 80g ・・縦二つに切って5ミリ巾の半月に切る
青ネギ 1本 20g ・・5センチ巾に切る

調味料
出汁 1/2カップ 90cc
すき焼きのたれ 大さじ 2 20cc
みりん 大さじ 1 10cc

作り方
鍋に出汁とすき焼きのたれとみりんを入れて火にかける。
煮汁が沸き立ったら玉ねぎと油揚げを加えて4~5分煮る。
油揚げと玉ねぎを片寄せ、青ネギを入れて煮付ける。
火を止めて、青ネギを小皿に移す。
器にご飯を盛り付け、鍋の油揚げと玉ねぎを(煮汁ごと)のせる。
小皿の青ネギを中央にのせて出来上がり。


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