本日、2回目の更新です。
お客様は有難いものでして、いろいろなご相談をいただきます。
今回は数日前からご相談をいただいていました初めてご連絡をいただいたお客様です。
メイクアップのアイドロン のデカール加工の仕事なのですが・・・
ちょっと変わった仕事です
と言うのも当店でご購入いただいた完成品のミニカーではないのです(笑)
他店で購入しますがデカールの加工をお願いできませんか?と言う相談だったのです
まあデカール加工今までにも多々やっていますのでそんなに難しいわけではありませんが、多分やっとことのない方にはなかなか難物なのかもしれません。
ちょっと嬉しいのは理由は書きませんが他店で買ったものを当方でデカール加工して欲しいと思われたことですね。
それだけ興味を持ってブログをご覧いただいていると言うことなんですよね〜
ありがとうございます!!
と言うことで某ショップさんからS木さん分として当方に直接ミニカーが送られて来ました
S木さんと言っても隣町のS木さんではありませんよ(笑)
今回のS木さんは神奈川県の方です。
いや〜新品のミニカーを買われたお客様よりも先に開けさせて頂いて良いのかしら・・・などと思って居ました。
早速開封作業ですね
破損防止でリアウイングにはテーピングがしてあります
まあこれが新品の証ですかね〜。
その補強も外しましていよいよ作業開始です
まずはマルボロに見せないために貼られている蛍光レッドのステッカーを外します
ここが丸められているのはマルボロに見えないようにだそうです、でも邪魔になりますから外します・・・ちなみにこちらはリアの大きいやつの方ですね。
次はフロントの小さい方の
テーピングですね
これもまた大人の事情というやつですが・・・模型業界は一段とやりにくくなって来ましたね。
これを見てもタバコが吸いたくなるとは思いませんけどね〜これだったらタバコの自販機の方が影響があると思うのだけど・・・!?
まあ大人の事情は置いておきまして
まずはリアのウイングの補強を外しますが・・・
小さいからって無理やりピンセットで掴んで外してはいけませんよ
接着している部分は溝になって居まして思ったよりもカッチリと接着されて居ますので無理をしますと塗装が剥げてしまう場合が有ります。
こんな場合は小筆にタミヤのエナメルシンナーを少し含ませて接着部分に流してやりますと簡単に外れます。
後で(エポキシとか瞬間接着剤で)付け直されて居なければですけどね〜。
シンナーが接着剤を溶かす間の時間にデザインナイフの刃を新しいものに取り替えましょう
切れない刃では正確な作業ができませんからね〜。
そうそう新しい刃に交換したらついている油分を拭き取っておいてくださいよ
意外と錆止めで油がついて居ますからね〜。
リアウイングの後ろ側に貼るデカールですが左右両側に余白のニスがあるのですが少し大きめなのでニスの部分をカットしておきましょう
長いと翼端番に当たってしまいまして角のほうがうまく貼れないことがありますから・・・
ドラーバーの後ろ側のマルボロは右側から貼ります
理由ですが右側にはカメラがついて居ますのでその取り付け位置が制限されるからですね
先に貼っておくほうが断然やりやすいですよ・・・僕はね。
左側はこのように吊り下げ用の穴が空いている部分の位置を考慮して貼ってゆきます
その上で左右が同じ高さ、同じ位置になるようにしないといけません
上から見て前後の位置関係を確認しておきましょう
但し右側は一番後ろがMの字なので大きい左側はoなのですが小さいので見え方に違いに気をつけなければなりません
リアウイングの後ろ側のマルボロはこんな感じに収まります
左右にニスがあったのでカットして居ますが・・・カットしてないと貼れないということはないかもしれません。
あくまでも干渉すると困るな〜とう感じなのです
コクピットの両サイドにも小さめのマルボロのマークが入ります
そしてFサスペンションのプッシュロッドの部分にもあるマルボロマークですが・・・
ほんの少し大きいかな〜僕の好みだと左右の寸法が0.5mm短いと貼りやすいかな〜プッシュロッドのある部分はロッドを避けるように少し欠かれているのでね〜(笑)
さて一番難関のリアウイングの前側ですね
この角度から見ますとマルボロの文字が左に寄っている様に見えますがこれは錯覚かもしれません
と言うのも左側のMの文字が大きいのと四角なデザインの文字に対して左側のoの文字は小さい上に上側が丸まっているので翼端板から良く単板から離れている様に見えてしまいます
この様な場合は中央の補強(現在取り外している)が文字の中のlとbの中央に来る様に貼って居ます
これがズレてしまうと後で補強のステーを取り付ける時に困りますからね
そして下側は上側の文字とつながる様に配置します。
インダクションボックスのドライバーネームを貼りましたら完成ですね
そうそう、お約束!?ですがリアウイングのデカールはやはり余分なニスがギザギザに出て居ましたので文字と共にほんの少しカットして使っています。
夕方にはデカールも乾きましたのでリアウイングの補強のステーをオリジナルと同じ様にゴム系接着剤で取り付けておきました
そしてリアウイングの補強を取り付けておきました
明日の朝確認して問題がなければ明日の発送になります。
これだけ詳しく書いておきましたら次はご自分で挑戦してみてください
このデカールを貼っただけでも完成させた満足度がありますので楽しいと思いますよ。
まあ大人の事情もありますが最後の楽しみをメイクアップ さんが残しておいてくれたとお考えいただき是非最後のフィニッシュはご自分で調整位されてみてはいかがかと思います。
もしも失敗されたら当方にお送りいただければ大丈夫です、例え他店で購入されたものでも全く問題はないのですから。
お客様は有難いものでして、いろいろなご相談をいただきます。
今回は数日前からご相談をいただいていました初めてご連絡をいただいたお客様です。
メイクアップのアイドロン のデカール加工の仕事なのですが・・・
ちょっと変わった仕事です
と言うのも当店でご購入いただいた完成品のミニカーではないのです(笑)
他店で購入しますがデカールの加工をお願いできませんか?と言う相談だったのです
まあデカール加工今までにも多々やっていますのでそんなに難しいわけではありませんが、多分やっとことのない方にはなかなか難物なのかもしれません。
ちょっと嬉しいのは理由は書きませんが他店で買ったものを当方でデカール加工して欲しいと思われたことですね。
それだけ興味を持ってブログをご覧いただいていると言うことなんですよね〜
ありがとうございます!!
と言うことで某ショップさんからS木さん分として当方に直接ミニカーが送られて来ました
S木さんと言っても隣町のS木さんではありませんよ(笑)
今回のS木さんは神奈川県の方です。
いや〜新品のミニカーを買われたお客様よりも先に開けさせて頂いて良いのかしら・・・などと思って居ました。
早速開封作業ですね
破損防止でリアウイングにはテーピングがしてあります
まあこれが新品の証ですかね〜。
その補強も外しましていよいよ作業開始です
まずはマルボロに見せないために貼られている蛍光レッドのステッカーを外します
ここが丸められているのはマルボロに見えないようにだそうです、でも邪魔になりますから外します・・・ちなみにこちらはリアの大きいやつの方ですね。
次はフロントの小さい方の
テーピングですね
これもまた大人の事情というやつですが・・・模型業界は一段とやりにくくなって来ましたね。
これを見てもタバコが吸いたくなるとは思いませんけどね〜これだったらタバコの自販機の方が影響があると思うのだけど・・・!?
まあ大人の事情は置いておきまして
まずはリアのウイングの補強を外しますが・・・
小さいからって無理やりピンセットで掴んで外してはいけませんよ
接着している部分は溝になって居まして思ったよりもカッチリと接着されて居ますので無理をしますと塗装が剥げてしまう場合が有ります。
こんな場合は小筆にタミヤのエナメルシンナーを少し含ませて接着部分に流してやりますと簡単に外れます。
後で(エポキシとか瞬間接着剤で)付け直されて居なければですけどね〜。
シンナーが接着剤を溶かす間の時間にデザインナイフの刃を新しいものに取り替えましょう
切れない刃では正確な作業ができませんからね〜。
そうそう新しい刃に交換したらついている油分を拭き取っておいてくださいよ
意外と錆止めで油がついて居ますからね〜。
リアウイングの後ろ側に貼るデカールですが左右両側に余白のニスがあるのですが少し大きめなのでニスの部分をカットしておきましょう
長いと翼端番に当たってしまいまして角のほうがうまく貼れないことがありますから・・・
ドラーバーの後ろ側のマルボロは右側から貼ります
理由ですが右側にはカメラがついて居ますのでその取り付け位置が制限されるからですね
先に貼っておくほうが断然やりやすいですよ・・・僕はね。
左側はこのように吊り下げ用の穴が空いている部分の位置を考慮して貼ってゆきます
その上で左右が同じ高さ、同じ位置になるようにしないといけません
上から見て前後の位置関係を確認しておきましょう
但し右側は一番後ろがMの字なので大きい左側はoなのですが小さいので見え方に違いに気をつけなければなりません
リアウイングの後ろ側のマルボロはこんな感じに収まります
左右にニスがあったのでカットして居ますが・・・カットしてないと貼れないということはないかもしれません。
あくまでも干渉すると困るな〜とう感じなのです
コクピットの両サイドにも小さめのマルボロのマークが入ります
そしてFサスペンションのプッシュロッドの部分にもあるマルボロマークですが・・・
ほんの少し大きいかな〜僕の好みだと左右の寸法が0.5mm短いと貼りやすいかな〜プッシュロッドのある部分はロッドを避けるように少し欠かれているのでね〜(笑)
さて一番難関のリアウイングの前側ですね
この角度から見ますとマルボロの文字が左に寄っている様に見えますがこれは錯覚かもしれません
と言うのも左側のMの文字が大きいのと四角なデザインの文字に対して左側のoの文字は小さい上に上側が丸まっているので翼端板から良く単板から離れている様に見えてしまいます
この様な場合は中央の補強(現在取り外している)が文字の中のlとbの中央に来る様に貼って居ます
これがズレてしまうと後で補強のステーを取り付ける時に困りますからね
そして下側は上側の文字とつながる様に配置します。
インダクションボックスのドライバーネームを貼りましたら完成ですね
そうそう、お約束!?ですがリアウイングのデカールはやはり余分なニスがギザギザに出て居ましたので文字と共にほんの少しカットして使っています。
夕方にはデカールも乾きましたのでリアウイングの補強のステーをオリジナルと同じ様にゴム系接着剤で取り付けておきました
そしてリアウイングの補強を取り付けておきました
明日の朝確認して問題がなければ明日の発送になります。
これだけ詳しく書いておきましたら次はご自分で挑戦してみてください
このデカールを貼っただけでも完成させた満足度がありますので楽しいと思いますよ。
まあ大人の事情もありますが最後の楽しみをメイクアップ さんが残しておいてくれたとお考えいただき是非最後のフィニッシュはご自分で調整位されてみてはいかがかと思います。
もしも失敗されたら当方にお送りいただければ大丈夫です、例え他店で購入されたものでも全く問題はないのですから。