ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

一巡目の安牌切り

2020年02月27日 23時18分36秒 | Weblog
責任問題の話になるならば、最悪の事態を想定して事を運ばねばならないが、
誰も彼もが最悪の事態を前提として事を進めているから、窮屈なことこの上ない。
いつどこから、何がきっかけで来るのか分からない、来たとして、重症化するかも
分からないとくれば、これはもはや天災の領分で、政府からしても十分に用心してくれ
としか言いようがないのは無理のない話である。

そんな状況であるから、対策らしい対策など出来ないし、仮にしたとしても、健康体に
強い薬をブチ込むようなものである。補償にしても、再発の可能性もあるし、その場
しのぎ的な対処でしかない。恵まれない人たちがいるからと言って、全てに十分な
施しを与えられないのと同じで、詰まるところ身を徒に細らせるだけと言って良い。

なので、お上に対して対策が不十分だったとか、補償が行き届いていないとか言うのは、
個人的には全くのお門違いで、そんな手合いは政府を母親か何かと勘違いしている
のではないかとすら思える。

『○○かも知れない』、『○○だったらどうする』という言葉ばかりが巷を飛び交い、
何かにつけて最悪の事態を想定しての安牌切りで、それに止まらず、それをしない人間に
冷たい視線や指弾を浴びせるという有様。
何と言うか、色々面倒臭いの極みである。
コメント
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