ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

たまの晴れ間に

2020年02月25日 23時44分19秒 | Weblog
連休は引きこもりを決め込むつもりが、あまりにも天気が良かったので散歩から
電車に乗って万博記念公園まで高飛びする。
随分長いこと大阪に住んでいるものの、大阪の名所的な所にはほとんど足を運んでおらず、
大阪城内部、通天閣、海遊館、USJ、あべのハルカス等々も未だ未踏の地という有様である。

そこで今回ようやく太陽の塔を拝むに至った訳であるが、目当てにもう一つ、
『国立民族学博物館』の存在がある。これも別に最近出来たようなものではなく、昔から折に
触れて行こうと思いつつも、主に気力的な面から叶わなかったのであるが、それも
実現できた。冬が終わり春へと至らんとする、季節的な勢いの力は偉大である。
夏休みにはっちゃける高校生のように、季節の力が、萎えた心を足元から後押しするのだ。

結論から言って、太陽の塔のインパクトが一番大きく、当時の日本が敗戦という暗い影を
どこかで抱えつつも、ついにそれらを払拭して盛り上がっていく、人々の心の柱になったで
あろうことが、丁度(たまたま)半世紀過ぎた今であっても実感できるかのような、そんな
存在感を覚えた。 あのデザインは本当に秀逸である。
国立民族学博物館は情報量が多く、一回ではしっかり味わうには重すぎる内容であったが、
そんなににぎやかな場所でもないので、また折に触れて遊びに行きたい。

一番の収穫は、そんなこんなで半日歩き回ったおかげで、肉体的な疲労から仕事のことを
すっかり忘れることが出来た点である。
くたくたになって床に就くことの、なんと気分の良いことよ。
コメント
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