KONASUKEの部屋

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ヒゲマダラエダシャク20210316

2021年03月17日 | チョウ目
ヒゲマダラエダシャク。

触角が黒と黄色のまだら模様で、まさに髭斑(ひげまだら)。

翅は薄茶色とこげ茶色で、全体にさざ波模様があります。
外縁は、先の円い鋸歯状、っていうのかな?
ギザギザとナミナミの中間くらい。

前翅頂付近は淡色。

①触角:柄の背面は黒と淡黄色のまだら模様、先端近くまで枝がある
②外縁:前後翅ともに鋸歯状
③前翅頂:淡色
④中横線
⑤外横線
※④⑤間は暗色の帯
⑥④⑤は接近又は合流する
⑦亜外縁線:内側は黒色で縁取られる。外側は帯状に暗紫褐色

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:♂42~51mm、♀37~47mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:3月中旬~5月初旬
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・不明(口吻はあるので、摂食はすると考えられる)
   幼虫・・・サワシバ、ミズナラ、カシワ、ブナ、チドリノキ、オオバボダイジュ、シナノキ、クルミ科、カバノキ科、カエデ科など
その他:春の蛾。
    ♂の触角は櫛歯状で先端近くまで枝がある。
    ♀はごく細かい鋸歯状。
    触角の柄の背面は、黒と淡黄色の不規則なまだら。
    外縁は前翅・後翅とも鋸歯状。
    全体に茶褐色でさざ波模様があり、黒色・暗紫褐色の模様がある。
    前翅中横線と外横線の間は暗色の帯となる。
    亜外縁線の内側は黒色で縁取られ、外側は帯状に暗い紫褐色。
    前翅外横線は第1室で中横線と接近または合流する。
    前翅頂付近は淡色。
    シャクガ科としては珍しく、触角を前翅に乗せて止まる。
    灯火に飛来する。
    終齢幼虫の体長は約45~50mm。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   渓舟の昆虫図鑑
   富山県産蛾類博物館
   北茨城周辺の生き物

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