【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

二階俊博・自民党幹事長が提出した部落差別解消推進基本法案が衆議院法務委員会で審議入り【追記有】

2016年10月28日 09時41分30秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

 衆議院法務委員会は、平成28年2016年10月28日(金)、「差別解消推進基本法案」(190衆法48号)の審議を再開しました。

 この法案は、自民党の二階俊博幹事長らが提出し、5月20日(金)に趣旨説明されましたが、6月1日に会期が切れたため、継続審査となっていました。

 同委員会は、裁判官・検察官給与法案の審議中でしたので唐突感がありました。

 二階さんは、同党議員の追悼演説でも、この法案に言及。審議では、自民党1期生で、二階派所属の神谷昇さん(元大阪府泉大津市長)が質疑。答弁には、差別が歴史的に無いはずの、沖縄の宮崎政久さんらが答弁しています。

 この法案の提出には、二階さんのほか、自治労組織内で、北海道の逢坂誠二・野党側筆頭理事も加わっています。

 国における差別は、法務省が人権、旧総務庁が財政措置を担当してきましたが、現在は、差別がありませんから、法律はありません。

 審議は現在も進んでいます。

【追記 同日午前11時5分】

 共産党の藤野保史さんが緊張感と説得力のある質疑をしました。

 法案の採決は無く、散会しました。

【追記終わり】

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