4月29日19時30分からNHKで放映されていた。
平家の落人集落といわれる向畑は、戦後は300名の住民がいたというが、
現在は89歳のキヌヨさんが一人暮らしをしているのみだ。
村は廃墟となっている。
※山登りをしているとこのような村を見る機会がある。
キヌヨさんは数年前までは夫と二人暮らしだったが、夫が亡くなった今も一人で山に残っている。
89歳だから足腰も弱って、一人で自活するというわけにはいかない。
キヌヨさんを支えるのが、息子の緑さんだ。
緑さんは、毎日30分かけて軽トラックで村に上がってくる。
キヌヨさんの食事は彼がつくる。
うれしそうに食べるキヌヨさん。
もちろん、調理だけではない。家事全般をサポートしている。
彼は、キヌヨさんに「山を降りたらどうか」と言わない。
母親の生き方を認め、サポートしようとする。
山には、平家の時代に植えられたといわれる左近桜がある。
その桜の手入れも緑さんがしている。
今年もキヌヨさんとともに花見に出かける。
素晴らしい息子さんだ。
私は、テレビを観ながら考え込んでしまった。
このような接し方が出来る人はどんな人なのだろう。
彼の行動は、近い立場にいる私には、信じられないほどだ。
「私は本当に未熟だ」とつくづく思った
確かに毎日反省している。
しかし反省しても、それでもなかなかうまくいかない。
まだまだだ。
修行はこれからだと思う。
※写真は笹ヶ瀬川。桃(桃太郎が中に入った)が流れてきた川と言われる
鹿児島国際大学の学生です。
キヌヨさんの息子さんのようになれるように
私たちも勉強を頑張っていきたいと思いました。
更新頑張ってください。
コメントありがとうございます。
「なのはな号」のネーミングいいですね。
イメージ膨らみます。
線路の上には走っていないのでしょうね。
鉄道マニアの前原大臣ならご存知でしょう。
キヌヨさんの息子さんは私も目標です。
思いを感じ、
静かに寄り添う
支援は目立たぬように
私たちの仕事は黒子ですね。
目立っていただくのは、私たちのそばの「キヌヨさん」。
勉強に実践に頑張ってください。
勉強に疲れたら、旅に出ましょう!