岩清水日記

「こうして綴ることで想いは深く掘り下げられ、岩清水が湧くように新たな命脈が保たれて、みずからを励ます」平松洋子 

犬島、「家」を巡る。

2012年05月31日 | 岡山
「精練所」を出た私たちは、1時前になっていたし昼食を食べる場所を探しながら港の周りを歩いていた。

すると、不思議な家が現れた。





アートディレクター・長谷川祐子、建築家・妹島和世の両氏による集落で展開するプロジェクトです。



あー。これは自然のアートです。

とまれ、お腹が空いてしまいました。
で、港で昼食を摂ることなりました。



すると、日陰で休憩していたおじさんたちと仲良くなりました。
村のおじさんに見えたおじさんたちは実はヨットマンでした。
優雅に舟遊びをされていて、遠くは鹿児島から来られているそうです。
びっくり。

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「非日常」と犬島。

2012年05月30日 | 岡山
精練所のなかの発電所跡です。
ベンチで一休み。





100年前の発電所がどのようなものだったか。
京都・岡崎に疏水の流れを利用した発電所がありましたが同じようなものでしょうか。

晴天下の瀬戸の小島の遺構の中に入り込み、なにか時空を超えた冒険をしている気分です。
USJやディズニーとは異なったテーマパーク。
どちらも「非日常」という点では同じだけれど、こちらも文字通り地に足がついた「非日常」です。

ここでは、100年の時間の流れが目に見えてきます。
少しの想像力があれば、当時の人々の働く姿が浮かんできます。







この後、私たちは「精練所」から出て、人々の住むところへと進みます。
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犬島アートプロジェクト「精練所」。その3

2012年05月29日 | 岡山
「精練所」は、遺産的な価値だけではありません。
モダンアートのミュージアムでもあります。

柳幸典氏による≪ヒーロー乾電池≫という6つのアートワークです。
これには、皆さんびっくりです。
導入部は長い暗い通路を前方の光を頼りに進んでいくのですが、これが不思議なことになっていきます。
ここまでです。ネタバレはいけませんね。
三島由紀夫の解体された空間が突然現れたりと面白いですよ。

そして空調設備は、三分一博志氏による自然エネルギー(太陽熱、地熱、島の地形、犬島石、カラミ煉瓦、遺構の煙突)を活用し夏は空気を冷却、冬は温めるという構造を実現しています。
実際に体験して、素晴らしいと思いました。
今こそ、注目されなくてはなりませんね。

新建築物の屋上に出てきました。



前方の煙突が空調に利用されています。煙突は100年前の物をそのまま使っています。



船着き場跡と倉庫跡を望んでいます。

遺構である工場跡をめぐるコースも魅力的です。
次々と新たな風景が現れます。









今にも崩れそうな煙突はまさにアートです。

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犬島アートプロジェクト「精練所」と犬島を訪ねて。その2

2012年05月28日 | 岡山
犬島は人口100人くらい。周囲4km。島を歩いても地元の人より観光客が圧倒的に多い。
犬島には名に反して犬はいない。猫はいるという話だったがこちらも会わなかった。

この島は石切り場のあることでも有名で大阪城築城時にもここの「犬島みかげ」が使われた。

では、犬島アートプロジェクト「精練所」に行きましょう。



チケットセンターで予約していた入場券を購入します(10名以上の団体は予約が必要です)。

波止場から海沿いのプロムナードを歩いて200mほどで「精練所」入口ゲートに来ます。



いつも開いているわけではありません。30分毎にスタッフが登場、チケットを切ってくれます。
勝手に散策するというわけには参りません。



10人程度のグループに分かれて、案内をしていただくということになります。



ゲートから中に入ると見たこともない風景です。みんなここから興奮です。
この「精練所」は、1909年(明治42年)〜19年〈大正8年)まで10年間稼働してしていました。
わずか10年です。
どのような理由で廃止になったのでしょう。

今、私たちが立っている場所は船着き場にある資材置き場と思われます。
レンガ造りの地面や建物です。



カラミ煉瓦です。1ブロック20kgもあるとても重たいものです。



この画像には煙突が二つしか映っていませんが、6本あります。1世紀前のまま残る煙突が3本。
左の煙突のように壊れつつあるのが3本です。
その違いは、円柱か角柱の違いです。
円柱は見事に残っています。
円や球というのが耐久性に優れていることがよくわかります。

正面の新しい構造物こそ、犬島アートプロジェクト「精練所」のアートの核心部分です。
でも、ここは撮影禁止なのです。

仕方がないので文章で書いてみます。

つづく

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犬島アートプロジェクト「精練所」と犬島を訪ねて。

2012年05月27日 | 岡山
岡山市東区にある犬島には、宝伝港から連絡船に乗ります。
上記写真は宝伝港です。








精練所の煙突が前方に見えてきました。



犬島の港に入ると黒い建物が見えてきました。



ここがチケットセンターです。
ますはここに行きます。
いよいよアートプロジェクトスタートです。

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岡山市の犬島に行ってきました。初めての訪問でした。

2012年05月26日 | 岡山




犬島には銅の精錬所の跡を「犬島アートプロジェクト精練所」と名付けて、整備公開しています。
前職場の仲間10名で行きました。
大変面白い場所でした。
明日でもブログにアップしたい思います。

この写真は、精練所の建物跡です。一番奥にみえるのが崩れかけた煙突です。
煙突は6本あります。
その1本です。

それではまた明日。
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『生者と死者をつなぐー鎮魂と再生のための哲学』 森岡正博著 はリラックスして読める善き本です。

2012年05月25日 | 
森岡正博さんは生命倫理を研究開発(?)している哲学者ですね。
私にとってはいつも気になっている方です。

『生者と死者をつなぐ』は、日経新聞「プロムナード」欄に掲載されたエッセーを中心に加筆訂正されています。
ですから、短文で読みやすい内容になっています。
新聞、それも経済新聞に掲載されるということが読みやすい文章に繋がっていることは確かですが、
内容は森岡生命倫理学の核心が書かれています。
私が言うのもなんですが一級品です。

もちろん、森岡さんの文章はもともと読みやすさを意識されているのですね。

この図書は、東日本大震災を経験した後に発刊しています。
書かれた多くの文章は、震災以前のものを土台にしていますが、震災後に出版する意味を深く考えてて構成されています。

タイトルにある「生者と死者をつなぐ」という視点は著者が生命倫理学を創る上での視点でもあります。

例えば、脳死移植の法改正時には生命倫理の研究者として国会での参考人として発言もしています。

この「脳死移植法改正」、特に15歳未満の子どもから家族の承諾のみで移植できるという箇所の法律改正について、「子どもの身体は、まるごと自然に帰すべきだ」という批判をされました。私も思いを一にしました。

脳死を人の死と決定した現状では、脳死状態で「生き続けている」子どもたちは、生きつつ死者になってしまったのです。
脳死移植問題は、実に「生者と死者をつなぐ」問題なのです。

森岡氏は自分自身に対して、根源的に掘り下げていきます。
凡人の私などにはなにもそこまで赤裸々にしなくてもと思うほどです。

しかし、どこまでも降りていく試みは、新たな地平を次々と発見していきます。

自らを深く掘り下げることこそ、新たな地平への入り口なのだと思い知らされます。

この図書はお薦めです。

もちろん、お代以上の価値があります。
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5月の介護。

2012年05月24日 | 家庭内福祉士会
父のショートステイ利用は、5月は13泊になります。
連休中に利用したこともあり、随分と増えました。
6月は、12泊を予定しています。
7月も同程度です。
人と会うことが楽しいのでデイやショートは嫌がりません。
これはとっても有り難いことです。

介護負担は重いです。
特にトイレは全介助ですから、時と場所を選びません。
こちらの都合というわけにはいきません。

今日からショートです。
やっとたどり着いたという感じです。
指折り数えてショートの日を待っています(笑)。

在宅時はほとんど外出はできませんし夜間の熟睡はできません。
そうするとちょっとした音でも目覚めるようになってしまうのですね。
睡眠不足が常態なってしまいます。

父は機嫌のよい時間が長いです。
夜間もオルゴールのおかげで平穏です。

昨日はデイがなかったので終日窓から外を眺めていました。
それも手すりを持って立っているのです。
かなり長時間も大丈夫です。
歩くときには両手すりがあっても10m程度しか歩けないのですが。
夜になると足がパンパンに腫れています。

母は体調に波があります。
薬の量も半端ではありません。先日の転倒時の痛みはまだ続いています。
父の介護の相当部分ができなくなり、息子に手伝わせていることが負担になっています。
無理をすることで体調が悪化しやすいです。

私もいろいろと口をはさむことも負担になっていると思います。
つい言ってしまったということです。
毎日反省していますが、これは難しいです。
ショートの長さも母の反応を観ながらですね。

いろいろと大変ですが、自宅で仕事をしていると思えばこんなことかもしれません。
ただシャドーワークですからね。

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『生者と死者をつなぐ』そして『再び、立ち上がる』

2012年05月23日 | 
先日、アマゾンから2冊の図書が届きました。
また読んではいませんが紹介します。

『生者と死者をつなぐー鎮魂と再生の哲学』森岡正博著 春秋社 2012年2月

『再び、立ち上がるー河北新報社、東日本大震災の記録』 河北新報社編集局 2012年2月

どちらも発行年月は同じです。震災1年を前にしての発刊だったのでしょう。

カバーをとってびっくり。
どちらも白でした。



背表紙を撮ってみました。



これから読みたいと思います。

また、読後に書かせていただこうと思います。
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昨日のマイ日食イベント。

2012年05月22日 | 岡山


2012年5月21日(月)午前6時〜8時の間に起こった日食(岡山地方は部分日食)の太陽以外の写真をアップしておきます。

撮影場所は、岡山市北区総合グランドの中央にあるスポーツの森です。
東向きが開けています。
木陰もあります。



自転車に三脚、カメラ2台、ネットブックを積んで出かけました。日食グラスも。









一眼レフは、日食グラスが合わないため持参していません。
木陰では高校生が日食デートをしていました。
生涯の思い出でしょうね。



日食が進んでくると、木漏れ日が日食に変わっていきます。







幸い、好天に恵まれました。まさに天の恵みです。
再見!
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岡山の日食をまとめてアップです。

2012年05月21日 | 岡山
2012年5月21日(月)午前6時30分〜7時30分の間に撮影して画像を記録用にアップします。

まず、右上から欠け始めました。



三日月になりました。








右下が欠けているのが不思議な感覚です。
月の満ち欠けにはあり得ない形です。



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以上の流れです。
月と太陽の動きが予想外でワクワクしました。
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『貧者を愛する者ー古代末期におけるキリスト教的慈善の誕生』 ピーター・ブラウン著

2012年05月19日 | 社会福祉の源流
戸田聡 訳 慶応義塾大学出版会 2012年4月刊

キリスト教的慈善がどのような経緯で誕生し歴史的展開をしてきたのか。
興味がある方は読まれていかがでしょうか。

ただ相当の忍耐が必要です。
我慢して60ページまで読み進むと、すっきりとしてきます。

そのすっきりさは、私たちが知っている19世紀以降のチャリティやフィロンソヒーの源流がどのように生れたかが理解できることから来ます。
ちなみに、フィラントローピアとは、免税対象となる慈悲深き施与のこと。
当時も今も免税措置というのは特別なことだったのですね。

富裕者と貧者という格差は、キリスト教信者や聖職者の中にもあります。
当然のことです。
イエス・キリスト自身、富裕者と貧者ともに分け隔てなく接しています。
一方、富裕者の天国への門は狭いとも言っています。

キリスト教徒、特に聖職者にとっては「貧者への配慮」は、公的特権の恩返しとみなされるようになってきます。
それは、「聖職者に対する目立たない統制手段として機能したのです」。
教会といえどもとても人間臭い話です。
4世紀の後半のことですが人間のすることは古今東西変わりません。
もちろん聖職という名の職業もです。
今の時代にもこの文章に違和感はありませんね。

もちろん、以下のような表現を読めば素晴らしい聖職者が多かったことも事実です。
「重い皮膚病の人々を、彼は平和の接吻で迎えることすらしました」
皮膚病ということになっていますが、これはハンセン病のことだと思います。

また市場の再分配については、
「富裕者たちに禁欲的放棄を勧めることによって、また、貧者への配慮の中心的存在として都市生活の中に修道院を組み込むことによって、富者の富を再分配することーこれが、この救貧の特徴だとされました」
修道院はそれまで都市から離れ、隠者の住みかであったようです。

クノドケイオン(異人宿泊所)は、プトーコトロフェイオンとも呼ばれ、貧者たち(プトーコイ)に養い(トロフェー)を与える場所でした。
このラテン語が、プワーとトロフィーの語源になっていることがわかります。

次の文章が核心のように思われた。
「特権を享受している者は自分たちの存在を共同体の中で見える形で表わすべきだという、人々の古くからの考えが、ローマ社会においてキリスト教的慈善を、コンスタンティヌスの治世とカイサリアのバシレイオスの活動を隔てる半世紀の間に、より際立ったものへと変えていきました」

カイサリアのバシレイオスの活動とは、「キリスト教国家によって教会に提供された特権に対する代償物」としての慈善活動の例です。

これは「貧者を治める者」としての司教が登場する前のことです。

これから第2章を読みます。
私にとっては興味深い図書です。
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「認知症ケア 支える専用ノート」 大阪大学大学院が作成 

2012年05月19日 | 家庭内福祉士会
2012年5月19日朝日新聞朝刊の記事から

支える専用シートは2種類の専用ノートから構成されています。

「みまもりノート」。
デイケア、ヘルパー、訪問看護など本人に関わる複数の介護事業所、施設との交換日記。日々の記録中心です。

「つながりノート」
情報共有連絡票が中心になります。応える人を指定して質問できるようになっています。
また、1ヶ月の状態、ご本人についての情報(生活歴等)、ご本人の家庭、ご本人の基本情報、お薬手帳のコピーなどが記入できます。
介護に活かすことできるご本人に関する事柄を、家族がキーマンとなって記入していくノートだと思います。

読んでいて、息子である私にも分からない(知らない)記入欄が多いですね。
まして、家族外の人にはわからないことが多いのではないでしょうか。
これでは情報共有はできません。
反省!

まずは利用できるシートから始めてみたいと思います。

専用ノートのダウンロード先です。



※写真は有森裕子さんの銅像です。
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和気の旧家の草むしり。これもボランティア。

2012年05月18日 | ボランティアとアムダ
この旧民家は、「大国家」という大庄屋の住まい兼酒造所です。
国指定重要文化財です。

今は住むひともなく、遠方に住む家族の方が手入れをされています。



屋根の組み方が珍しいですね。
比翼造りというのでしょうか。吉備津神社と同じ造りです。

家の正面から見ると、普通の茅葺の住居に見えますが横から見るとびっくりというわけです。







屋根の草を取っています。



広い土間で休憩中です。



敷地が広く短時間ではたいしたことができませんが、貴重な歴史遺産を後世に残していく大切さを感じました。



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中国地方の華◎ NHK杉浦圭子アナウンサー。

2012年05月17日 | 岡山
岡山の実家で生活を始めた4年前。
NHKでおなじみの方がローカル番組でアナウンスしてました。
かつては紅白の司会もされたNHK女子アナのエース的な方です。

中国地方の中心的な局は広島です。
広島局から中国ローカルのニュースを流すので岡山でも視聴できます。
これはこれはと喜んでいます。

杉浦さんは広島出身で被爆者支援に力を注いでいるそうです。

彼女の声は少し低く落ち着いていていわゆる癒し効果があります。
ラジオのニュースや天気予報を聞いていてもすぐ彼女の声だと分かります。
中国地方に住んでいるメリットですね。

杉浦圭子アナ
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