
~あらすじ~
政財界の大物のスキャンダルを狙うロウィーナは、幼なじみのグレースが殺された事件の調査に乗り出す。
大物経済人のハリソン・ヒルに疑いの目を向けていたロウィーナだったが、調べが進むうち、ヒルばかりか、彼女の周囲の人物に次々と疑惑が浮上、混乱は深まるばかりとなってしまい……。
ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対にわからない。あなたは絶対騙される!
~感想~
無駄に上げたハードルを全く越えられない凡作。
どんでん返しをうたっているが、普通に考えると犯人の候補は3人しかいない。だがラスト7分までにそのうち2人は否定されてしまい、残るたった1人がそのまんま真犯人なのだ。これでは騙されようがない。
ハードルさえ上げなければ、意外性はないがまあまあ普通のサスペンスとして成立していたのに。広報の罪は重い。
評価:★★ 4
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